From Del Rey's Kitchen

2006/05/17(水)10:25

Be positive!

Family(20)

コップのなかに、少し水が入っていたとする。 「これしか水が残っていない」と嘆く事もできれば、 「まだこんなに水が残っている(=空っぽではないのはラッキー)」と喜ぶ事も出来る。 同じ事実でも、受け手本人の気持ち次第で全く逆に変わる。 だったら、いかなるときも前向きに、楽観的でありたい。 そのほうが、断然幸せである。 実は。 先述した身内に関して、とても辛い事実がわかった。 「5年以内に再発する可能性が40%~60%」 泣きじゃくる母からの電話を受けて、 「なんで?」「どうして?」と最悪のことばかり頭を駆け巡った。 その人がずっと生きていることが「当たり前の未来」だと思っていたのに 私が30歳になって、どんどん年を取って、陽が成人する頃になっても たまに会いに行ったり、ご飯を一緒に食べたりすることができると 信じていたのに。 絶望だった。 けれど、私のパートナーの受け止め方は逆だった。 「・・・つまり、40%~60%の確率で、再発しないんだよね?」 前向きでいること、楽観的であることは、心だけでなくきっと身体も救ってくれる。 どんなひとも命は限られていて、もしかしたら明日事故でなくなってしまう命かもしれない。 先のことは誰だってわからないのだから、せめて明るく笑って過ごさなければ、 時間がもったいない。 そもそも彼はいかなるときも恐ろしいほど前向きで、心の底から「人生を楽しみたい!!!」 というタイプの人だった。 慎重な私は、そういう彼の態度に対して、ハラハラしたり、嫌になったりしていた。 けれど、彼は正しい。 「可能性」「数字」の話がでると、途端に弱気になってしまう典型的な文系人間の私だけれど、 そう、そもそも見方を変えてみればいい。 何があるかわからない人生なのだから… 私だっていつまで生きられるのかわからないのだ 悲しい顔をして辛いことばかり考えて生きるより、 笑顔でいたほうがいい。 それに 周りが悲しむことは、今の時点では全く意味のないことだ。 「強くある」ということは、いかなるときも笑顔でいるということなのかもしれない。 私は「強く」ありたい。

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