カテゴリ:剛しいら小説・CD
剛しいらさんの『海に還ろう』読みました
イラスト 『金ひかる』 【あらすじ】青海は4歳の時、神秘的な祭りで有名な海辺の町に、東京から越してきた・・・・・ 初めて出来た友達は、野生児みたいな男の子・勇作・・・・・ それから勇作は青海にとって世界のすべてになったり、勇作がいれば他に何もいらない・・・・・ 青海の幼い想いはいつしか秘密の恋へと変わっていった・・・・・ 一途にお互いに想い合う、私の大好きな純愛です~それに、『金ひかる』さんに惹かれたのも、あるんですが・・・・ このお話は、好みの問題で、合う合わないがあると思います!ハイ! 美しく成長した青海が祭りの花形、稚児役に選ばれた事から、その身に忌まわしい出来事が降りかかり・・・・・幼馴染みの二十年愛・・・・・ いつも、剛しいらさんの作品を読んでいて思うんですが・・・・・ 凄い知識ですね!今回は、都会から離れた漁業の町で、代々古くから伝わるお祭り事、その行事・慣わし、きっとモデルになっている町が、あるんだと思うのですが・・・・・ そのお祭りで、稚児を巡っての厳かな行事にまつわる、あってはならない隠された言い伝え・・・・・ ミステリアスな感じがただよっていて、神秘的(神様行事なので)な感じがして、そして最後の最後まで、ナゾに包まれていました・・・・・ でもその言い伝えのとおり、あってはならない事件が起こり、青海が辛い思いをするところは、私的には痛くてイヤですが・・・・・ 事件によって、2人の愛情が確かなものになり、勇作と愛情を深めていきます・・・・・ でも大学受験をきに、勇作を想うがゆえに離れようとする青海、それでもただひたすら青海がこの海に還ってくるのを、待ち続ける勇作・・・・・ 3年ぶりに帰省をして、2人が再会してお話が始まり、過去の思い出を振り返りながら、お話は進んでいきます・・・・・ 2人は、共にいることを選び、そして事件を解決していこうとします・・・・・ 静かに打ち寄せる海のようなお話でした 文中から・・・・・ それでも僕らは愛し合う・・・・・ 繰り返し岸に打ち寄せる波のように、何度でも愛し合う・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年03月28日 09時37分23秒
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