わたしのBL日記

結城一美さんの『合鍵』読みました


イラスト　　　『桜城やや』

【あらすじ】里志は自分よりも大人っぽく男性的な弟の司を苦手にしていた。
でも、実の兄弟ではないと知った司に無理やり抱かれてしまい、逃げ出そうとした里志は階段から落ちて記憶を失くしてしまう。
贖罪から面倒をみようとする司のマンションに引き取られて同居を始めるが、犯された記憶のない里志に、司は代え難い存在になってきて・・・・・

大好物の記憶喪失モノです～それに＋義兄弟モノ

お初の作家さんに、お初のレーベル！
お友達の方に、同人誌４冊もお借りして一気読みしました

『合鍵』・・・・・
最初タイトルと、どんな関係があるんだろうと、思いながら読んでいたんですが（納得）・・・・・

トラブルが続いて、長年抑え続けていた気持ちがキレてしまって無理やり兄（義理）・里志を抱いてしまった司里志は逃げ出そうとして、階段から落ちて記憶喪失

最初はチョッと痛いなぁ～って思ったんですが読み進めているうちに、惹き込まれて一気に読んでしまいました


ベタなお話で先がみえるんですが、記憶喪失になった兄・里志を甲斐甲斐しく看病？世話をする司がもう、一途で可愛くて・・・・・

そんな司に、いつの間にか、気持ちが動いていく里志なんですが




ここからが、面白いんですよね！！


一時的な記憶喪失って、チョッとしたきっかけ、戻るもんなんですね？


里志の記憶は、司の甲斐甲斐しい看病？世話のお陰で戻ってたんですが、記憶喪失になったきっかけがきっかけなので、戻ったことを黙っていて・・・・・


 

里志にとって司は苦手な存在で、記憶喪失になるきっかけにまでなったのに・・・・・

そんな司を、愛おしく想うようになる里志の気持ちの変化を、後半は丁寧にえがかれていたと思います




これ～同人誌が面白いんですよ！！
続編で２冊お借りしたんですが（２冊は番外編）


このお話に続いているんですよね～どうして『合鍵　２巻』で出なかったんでしょう？出版社さん！！



その後ドラマＣＤもゲットしたので、聴いてみようと思います

高橋広樹（氷桜里志）、鳥海浩輔（氷桜 司）、熊寛嗣（長居）、岩村琴美（井上瑞紀）、他

どうも連休中で、時間はたっぷりあるんですが、邪魔が入るんですよね