2009/07/01(水)13:55
☆妃川螢 さんのリンクスノベルズ新刊『厄介な恋人』
妃川螢さんの『2009年6月発売ノベルス厄介な恋人』読みました
イラスト 『実相寺紫子』
【あらすじ】友人に騙され、借金を背負ってしまった大学生の木庭晁陽。
返済のため拘束され、怪しげなビデオを撮られかけたところを冷徹な眼差しの男・高野怜司に救われる。
借金取りから匿ってもらうため、高野のマンションに住むことになった晁陽は、得体のしれない男を警戒するが、優しさに触れるうち、心を許し始める。
しかし高野が大嫌いなヤクザだと知り――!?
書き下ろし短編と生徒会長・貴透×高校教師・聖の恋を描いた『この腕の温もり』も収録。
楽しみにしていた妃川さんの新刊です
これは以前リーフさんから出版されていたノベルズ2冊分+書き下ろし(数ページ)で再版されたモノのようですね?!
参考までに
*この腕の温もり (2004年6月)
*厄介な恋人 (2004年10月)
*書き下ろし
300ページ以上もあって2段うち(って言うのかな?)で読み応えあり!!
【甘いくちづけ 感想】から始まってのシリーズモノ
私的に妃川さんのモノの中で一番好きなシリーズです!!
今回のお当番のトップは!
生徒会長・貴透×高校教師・聖のお話!!
このシリーズの中で一番好きな【奪われる唇 感想】で登場した現・黒龍会総長・貴彬の母違いの弟・貴透のお話
生徒会長・貴透は大人びた生徒で校内では優等生!新任の化学教師・聖は、彼が不安定な表情を見せる、その心を解こうと歩み寄るが、頑なに拒まれてしまい・・・・・
って言うのも貴透は、複雑な生い立ちで
貴透は幼い頃、父・黒龍会総長をかばって命を落とした母の事があって後、母方の祖父母の元に預けられ、兄とは絶縁状態で別の世界を生きてきて・・・・・
そんな複雑な状況の中で貴透は新任教師・聖と出逢い、いきなり身体から始まった関係なので(妃川さんはこのパターン多いですね?!)すれ違って、お互い想い悩んで~って言うより苦しんで・・・・・
妃川さんのこのシリーズに登場する面々は、とにかく回りの人を思いやり優しくて強いまぁ~見かけや表の顔は皆さんホンと!!それぞれに個性的で強烈ですが
2本目のお話は表題作のお話!!
友人に騙され、借金を背負ってしまった大学生・木庭晁陽と、救ってもらった高野怜司とのお話!
晁陽はヤクザ嫌い!!
両親の死の原因も、その後友達に騙された原因も全てヤクザがらみ
高野に助けられ心が揺れ、その後高野がヤクザと知り
真っ直ぐで太陽のような晁陽が、凄く可愛くて良かった
今回のこのお話に、シリーズの中で大好きな史世も登場して、晁陽と史世が友達になったきっかけ話に、それに茶々丸のデビュー作でもありで(多分?出版の順番から言うと)、このシリーズの中で1番可愛いお話だったなぁ
ふみのつぶやき 2日ぶりのお天気です鬱陶しいか!ムシムシするか!暑いかの毎日・・・・・・
体調管理にお気をつけ下さいね~って!私が言うか