剛しいらさんの『2009年8月発売文庫 ムーンライト』読みました
イラスト 『金ひかる』
【あらすじ】君に愛されたいんだ。
風もなく穏やかな夜だった。
この春、大学病院の医師となった一樹は、近くの浜辺に倒れていた美貌の青年を見つける。
記憶を失い心臓に持病を持つ、その青年の担当医となった一樹。
だが、彼の記憶は一向に戻らないまま…。
欲望も駆け引きもない無垢な彼は刷り込み本能のように、一樹の白衣を掴んで放さない。
一樹はそんな彼を愛おしく思い、自宅に引き取ることにしたが…
剛しいらさんの新刊!私好みの静かな雰囲気のお話
でも!事件が絡んでいるのでどうなっちゃうのかな?!って心配もしたんですがお話が流れていく雰囲気はタイトルにぴったり(でも、月に悲しいくて辛い思い出があったんですが)
大学病院の医師・一樹は夜に浜辺で愛犬と散歩中に、倒れていた青年を助け・・・・・でもその青年は記憶を失い、心臓に持病を持つ事が分かり
その後、その青年は警察沙汰にしてもなかなか身元が分らず・・・・・そんな時、事件に巻き込まれている事が
記憶も無くし悩み苦しむ青年を一樹が支え、気づけばそんな二人が一緒に居ることが自然で、それに出逢った(助けた)時から、お互いに惹かれあっていたようで・・・・・
お話は事件の方より、青年の精神的な部分と心臓病の方がメインになっていたかな?!
あとがきから剛さんが、もう一つ結末を考えられていたようで・・・・・
『一昔前の時代だったらそういった終わりの方が良かったかもしれないけど、でも今は希望の見えるラストの方が好きだ』っと書かれていました(約束していたヒマワリを一緒に見ることが出来たしね)
このお話やっと二人が気持ちが通じ合い、これから~ってところで終わっています!!そうそう!やっと入り口に立ったところで(でも後味はよかった)
剛さんも『もう少し彼らの時間を見てみたい』っと書かれていましたが、私も続編が是非読みたい
ふみのつぶやき
昨日はお祝いコメントありがとうございました
そうそう!昨日は整理に明け暮れました~今日もこれから頑張る!新刊もボチボチ読んでいます・・・・・
楽しい日曜日お過ごしくださいね