わたしのBL日記

崎谷はるひさんの『2010年8月発売文庫　はなやかな哀情』読みました
イラスト　　『蓮川愛』

【あらすじ】恋人小山臣の赴任先で暮らす秀島慈英は、かつて自分を陥れた鹿間に呼び出され、東京の彼のもとを訪れた。
そこに倒れている鹿間を発見、そのまま何者かに頭を殴られ昏倒してしまう。
知らせを受けて病室を訪れた臣を迎えたのは、臣についての一切の記憶を失った慈英だった。冷たい言葉を投げつけてくる慈英に臣は…！？
大人気シリーズ全編書き下ろし。


崎谷さんの新刊！慈英×臣シリーズ第？弾（おい！）
完全新作書き下ろしから4年ぶりで、ルチル文庫では崎谷さんにとって30冊目だそうです（おめでとうございます）


最初は3部作で一区切りするはずだったこのシリーズも、その後2冊、短編集（書き下ろしアリ）とスピンオフ（？）作品で慈英の従兄・照映主人公『インクルージョン』も発売されて、それらすべてのエピソードがこのお話に続くようです


400ページほどあった（あとがきも含む）この文庫本昨日のお昼に買ってきて、暑いのも忘れて夕方まで浸りきってしましました

わぁぁ～ん！泣きますよ～ボロボロ
あらすじに書かれているように、東京に住む鹿間に呼び出された慈英が、鹿間のとばっちりを受け何者かに襲われ記憶喪失になり、臣と暮らした7年間がすっぽり抜け落ちていると言う（オーソドックスなネタですがね！崎谷さんも書かれてましたが）・・・・・


慈英に拒絶され悩む苦しむ臣それでも頑張る臣があまりにも健気で泣かされ・・・・・・
それに今回は、慈英がメインにお話が流れていくんですが、臣に出逢う以前の天才・慈英の嫌～な奴に戻っちゃって（よりパワーアップして）、他人に無関心で、それでいて臣の存在が気になり記憶を取り戻そうとしてグルグル悩む慈英も読んでいて辛く苦しかった・・・・・


 

崎谷さんですから最後はハッピーエンドで完結（一応ね）
でも、最後の最後までどうなっちゃうのか？じれじれして気が気でなかったお話でした
 

崎谷さんの切ないお話はやっぱ好きだなぁ（濃いのも楽しめますがね）このシリーズはズット追いかけてきましたが、今回一番このお話が切なかった（私的にね）


 

最後の最後、照英の学生時代からの付き合いである久遠の突っ込みに爆笑
まだまだ続きそうですね？このシリーズ！ＣＤでも聞きたいのでアティスさんに頑張って頂きたいなぁ・・・・

　　　
エヘヘッ～綺麗なイラストなので遊んでみました

ところで崎谷さんのドラマＣＤはアティスさんがほぼ独占販売しているような勢いですがこれもＣＤ化になるんですね

【キャスト】北史鶴 : 寺島拓篤 / 沖村功 : 鈴木達央/相馬朗 : 代永翼 / 栢野志宏 : 高橋広樹


最近、崎谷さんのＣＤで、鈴木さんとか高橋さんの出番が多いなぁ

ふみのつぶやき



昨日、お盆のお土産に？図書カードを頂いたので使おうと、リアル書店でこの↑文庫と後4冊（今回5冊ゲット）買って、ついでにリブさんから出ていた砂原さんのノベルスを買って来ました（図書券様ありがたや～）

今日も暑いですね！
昨日我県では今年一番の暑さで、西日本ではまだ2・3日このお天気が続くようです・・・・・・


暑さにバテないようにしましょうね