★朝丘　戻。さんのダリア文庫新刊『あめの帰るところ』

朝丘　戻。さんの『2010年9月発売文庫【小冊子付★】あめの帰るところ』読みました イラスト　『テクノサマタ』 【あらすじ】「離れたくないって想ったら、寂しくなったよ」 そう告げたのは、飄々として不躾で、どこか寂しげな予備校講師の能登先生だった。 高校生の千歳は、優しすぎる彼の恋心に翻弄されながらも、幸福な時間を積み重ねた。 ふたりきりの教室、一緒に見た花火、朝焼け……。けれど、それは一瞬にして千歳の中から消失した――恋を初めて知った能登と、恋を忘れた千歳の抗えない想いは……。 【目次】 先生へ ／ きみの中、飴がなく ／ そして手のひらに月曜日の鴇色 ／ あとがき／あめちゃんへ 朝丘さんの新刊！今回も小冊子つき 今月は、大好きな作家様の新刊が続いて嬉しい～ うわぁ～読んでいると、胸が切なく苦しくなってきてウルウル～さすが！お上手！！ 前作【君に降る白　感想】を読んだときは、そんなに思ったんですが、このお話はコバルトさんでの朝丘さんの雰囲気がいっぱいって思っていたら、あとがきにもそんなことがコメントされていました 朝丘さんの個性的？独特？？な文章は多分好みが分かれると思うのですが私は大好き っていうのも、登場人物の会話に独特なテンポがあるし、おまけに予測がつかない受け応えそれに心理描写が丁寧だし、風景や情景（同じかぁー）表現が凄く綺麗 お話からソレちゃいましたが 前半！純粋無垢な高校生・千歳が、頭の良さは一流だけど人としてヘンな（千歳曰く）予備校講師・能登先生に出逢い・・・・・ この二人の（先生）想いが通じ合うまで・・・・・ 後半！！ とても悲しい出来事から始まり二人が元のさやに納まるまで？！う～ん、以前以上に強い絆で結ばれるまでかな？！（ネタバレしちゃうとこのお話は、面白くなくなっちゃうので～ってことに） 巻末のSS！！時間的に前半と後半との間にあったクリスマスのお話（二人にとって初めての） この二人とっても優しくて優しすぎて、読んでいて何度か涙しました嬉しい事にも涙して、悲しい出来事には大泣きして・・・・・・読書後、後味がイイのはもちろん～優しい気持ちになれる素敵なお話でした  初回限定の小冊子がついている間に是非    ふみのつぶやき 今日！暑い！！蒸せる～ 明日、雨ですか？？？ せっかくの週末、秋のシーズンのこの時期に勘弁して！！ さてさて 暑いし～涼しいお部屋で、新刊が届いているので、読書に励みたいと思います・・・・・・ 一応、ノベルスで読んだけど、また再版で無事４巻揃ったので未読の２巻から頑張りたいと思います 絵師さんが変わられると、雰囲気変わるなぁ・・・・・・ 『東京の休日』も楽しみ