☆火崎勇さんのルナノベルズ新刊『さよなら優しい男』

2011年02月10日

☆火崎勇さんのルナノベルズ新刊『さよなら優しい男』

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火崎勇さんの『2011年2月発売ノベルス【ペーパー付★】さよなら優しい男』読みました

イラスト　　『木下けい子』

【あらすじ】ホテルのロビーで自分を見つめ、涙を零す美貌の男に、一瞬で心を奪われたヤクザの海江田。逃がしてはならない―本能の命じるまま、その男・篠原に声をかけた海江田は、素性は訊かないという条件付きながらも、彼と逢瀬の約束を取りつける。遊びの恋とは違う。生真面目で凛とした篠原に海江田は指一本触れず、少しずつ近づく時間を大切にしていた。だが、互いが敵対する立場にあると知った篠原から、もう会わないと告げられ海江田は彼を凌辱してしまい…。

とうとう火崎さんのノベルスを新刊で買ってしまった（絵師さんの力も大きい）
最近、火崎さんのノベルスを続けて３冊（これも含め）読みましたが、今回は攻視線のお話しで、タイトルの通り（でも私は受視線でお話を追いかけるんですが）
火崎さんて、ホント心理描写を丁寧に書かれる作家様ですね

涙を零す美貌の男・篠原にホテルのロビーで、ひとめぼれをしてしまった主人公・海江田お互いに素性は明かさないで、まずはお茶飲み友達として（篠原曰く）出逢ったホテルのティーラウンジで逢瀬を重ね、少しずつ近づく時間をとっても大切にしていた海江田だったんですが…

ヤクザな男・海江田の純愛のはずだったのに、篠原は受け入れてくれなくて…それは、お互いに仕事で対立・敵対する立場になった為（もう一つありますが）…
それでも諦めきれない海江田は、豹変し『さよなら優しい男』っとなったわけです（タイトルのまんま～）

受視線・篠原のお話がなかったので、最後の最後まで篠原がどうして海江田を受け入れられないのか？なかなか分からなくて気になっちゃいました