橘りたかさんの『【送料無料】そして世界は色づいた』読みました
イラスト『高星麻子』
【あらすじ】殺し屋 × 普通の男 怪我をすると無性にしたくなるんだよ――
佐藤あきらにとって、深夜のコンビニバイトはパラダイスだ。なぜなら、ひとりの夜を過ごさなくてすむから。
ある日、あきらはわき腹から血を流して蹲っている常連客を助けた。いつも黒いコートに黒いサングラスの、どこかどう見ても堅気とは思えない男。黒豹を連想させるその男は腹の傷を自分で縫っちゃうようなヤバイ奴だ。そのうえ、あきらはその男に無理やり身体を奪われてしまい――!?
web公開していた作品を加筆修正され、初ノベルスになるそうです
今年になって3・4冊新人さんのモノを読みましたが、このお話が一番!
ノベルス2段組なので読みごたえもあるし殺し屋 × フリーターのカップルのお話しなので重そうなイメージもあるんですが構えて読むほど重くなく、突っ込みだすと気になる深い部分は軽く流して描かれていたかな?!(って事なので、重くて奥が深いモノを望まれる方には、物足りないかな?)何より高星さんのイラストが綺麗
ひとつだけ残念なのはイマドキの軽口の語り口調(あきらクンの語り)でお話が進むので、それに慣れるまで、ちょっと時間がかかったけれど(私的、軽口は得意ではない)でも、その分お話もテンポよくて暗く重くなり過ぎず(巻末SSはその点では両方の視線でのお話しで、これがまたヨカッタ)
孤児院を出て専門学校を目指すあきらクンは一人暮らし、でも夜が怖くて(暗いのがダメ)夜のコンビニでアルバイトをしていてそんなあきらクンが裏社会で命のやり取りをしている殺し屋・クロコと偶然にも出逢い、お互いになくてはならない存在になっていくのだけれど、色々狙われ事件にも巻き込まれ…
重そうでいて軽く楽しめたし、切なくて痛いんだけど希望もあって明るく、意外と爽やかさが漂う1冊でした(脇で登場したクルミさんとか珊瑚ちゃんとか、これまた個性的で強烈で、お話しを盛り上げていたかな?!)
好みが分かれる1冊だと思うのですが、機会があれば
ふみのつぶやき
やっとやっとアップ出来た~今日もエラーバッカリ
これから、母の病院に行ってきますAM9:30分
ただ今、叔父の会社に立ち寄って、PC借りてブログをしております(こっちのPCはチャっちいけど、エラーも起こらずよっぽど使いやすい)
お天気はイイのですが、今日は寒いですね…
体調を崩さないようにして下さいね!!