夜光花さんの『2011年5月発売文庫 ミステリー作家串田寥生の考察』読みました
イラスト『高階佑』
【あらすじ】古い信仰が根強く残る閉鎖的な孤島で、7年ぶりに開かれる大祭――。
人気ミステリー作家の串田寥生は、次作の舞台として興味津々。島の出身で担当編集者の神凪守は、密かに想いを寄せる串田に請われ、取材で島に向かうことに。ところが、そこで見たのは、実家と神社を繋ぐ隠し通路、祭壇に飾られた乳児の白骨…。守は帰りたい気持ちとは裏腹に、推理が冴える串田に想いは募り!?
夜光さんのミステリーモノ!面白かったです
(文中、作家・串田が「…リアル横溝の世界に浸れて最高に幸せだよ。」とセリフがあって笑った)
タイトルそのまま、ミステリーモノなので感想は簡単に(いつもだけど)
ミステリー作家・串田×編集・神凪のお話
作家・串田寥生は、担当編集者・神凪守と共に、神凪の故郷である島に、取材で向かうことになり…
閉鎖的な島と、その島に隠された秘密~不思議ミステリーで、ほどほどにヒヤヒヤさせられました(エッ!)それに対して、掴み所のない串田に振り回されている神凪が、コミカルな感じで笑えたし(ムシ嫌い、市松人形嫌いで、神凪に抱きつく串田先生)
う~んラブ面での二人の関係は、成り行きっぽい感じもして、薄い感じもしたけれど…なにせ串田が一風変わってるしって事で(イイのかぁ~それで!)
お話は、好みはあるかもしれないけれど、私は内容がキツ過ぎなかったので、楽しく読書が出来たかな
このお話は『眠る劣情』のスピンですが、前作の登場人物の名前が、会話中に出た程度!
でも、どっちも共通しているのは、お騒がせな妹ね~ってことかしら
絵師・高階佑さんのイラストが素敵でした
ふみのつぶやき
雨が降ってきたと思ったら晴れてきて、晴れたと思ったらイキナリ雨が降ってきて…今日のお天気です
あぁぁ~ジメジメする!