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2008/03/27(木)15:12

少年時代の思い出―03

少年時代のテレビ番組といえば、やはり欠かせないのが昭和34年6月から昭和45年3月まで放送された「ザ・ヒットパレード」じゃないだろうか。 「ザ・ヒッパレ~、ザ・ヒッパレ~」のテーマソングではじまるポップス番組だった。「ヒッパレーヒッパレー」と、友人たちと歌ったものだ。TV番組では初めてリクエスト形式を取り入れた音楽番組で、ナベプロが作った番組だ。この番組は、時代をつくったんじゃないだろうか。 演出は、すぎやまこういちであった。ザ・ピーナツ、スマイリー小原とスカイライナーズらのリギュラー陣が、内外のヒット曲はをリクエストにより発表。スマイリー小原の踊るような指揮がなつかしい。 一時期は日本のポピュラー音楽情報が集中する番組としてポピュラー音楽ファンのみならず、音楽業界の熱い視線が注がれていた時期もあった。また、ロカビリー、エレキブーム、GSブームに拍車をかけた番組でもあった。(当時、有楽町の日劇では、ウエスタンカーニバルなんてのをやっていて、このザヒットパレードでメジャーになった歌手が出ていた) 毎週水曜日の夜8時半から9時までの30分の番組だったのですね。風呂上りのほてった体で見ていた。ミッキーカーチス、森山加代子、坂本九、中尾ミエ、園まり、伊東ゆかり等などがスターとなって行くのです。 なんといっても、一番印象に残るのはスリーファンキーズ・長沢純の司会。歌謡曲ばかりでなく、コンバットのテーマとか、大脱走とか。この時代の歌手は、歌も上手だった。

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