2008/06/03(火)07:25
Windows XPのパソコンを、快速化させる簡単な設定方法
Windows XPのデスクトップ表示には、たとえばウィンドウの最小化・最大化を行うときにアニメーション表示させたり、メニューをフェードアウトさせたりと、見栄えをよくするデザインや視覚効果が使われています。操作する際の見た目が楽しくなる効果ではありますが、それだけにシステムに負担がかかり、動作速度が低下する要因にもなります。
そこでデスクトップ表示の設定をちょっと変更するだけで、簡単にスピードアップを図れるテクニックを紹介します。
「見た目よりスピード」を求める人には最適ですよ。
ウィンドウやメニュー表示、マウスポインタなどアニメーション効果を抑えることで、キビキビと動く操作性重視のWindows XPへと変化させることができます。
設定は、「システムのプロパティ」の「詳細設定」で行います。「パフォーマンスを優先する」を選ぶとすべての視覚効果がオフになり、余分な動作を行わなくなるため、動作速度の向上が期待できます。
「多少は視覚効果を楽しみたい」という人は、「カスタム」をクリックして、「ウィンドウとボタンに視覚スタイルを使用する」だけにチェックを入れると良いでしょう。アニメーション効果と、アイコンやマウスポインタの影表示だけを無くす設定となり、Windows XP独自の画面デザインを生かしたまま、できるだけ快適に動かすことができます。
「マイコンピュータ」を右クリックして「プロパティ」を選択し、ウィンドウを表示させます。そして「詳細設定」のタブをクリックし、「パフォーマンス」の項目にある「設定」ボタンをクリックします。 「視覚効果」のタブを選び、「パフォーマンスを優先する」のチェックを入れると、下に表示されている視覚効果のすべてのチェックが外れます。 「カスタム」をチェックすると、視覚効果の項目を任意に選択でき、使いたい視覚効果だけを残すことができます。
ぜひやってみてください。