funa機知

2005/12/06(火)13:39

ナース「まみちゃん」

ナース「まみちゃん」は、大学付属病院で働く23歳の女性です。看護師2年目です。 とても、シビアな日記を書いています。 毎日、仕事に真摯に取り組んでいるから、書ける日記だと思います。 次の一文は、ナース「まみちゃんの日記」に感動して書いた僕の「コメント」です。 僕は、人の生と死に随分悩んだ。妻は9月14日に逝ってしまった。7年半前に肝硬変が発覚した。入院40日後に「脳死状態」を宣告された。瞳孔散大(4ミリ以上で固定)、脳波平坦、深昏睡、脳幹機能消失、自発呼吸停止、これでは、脳死と認めざるを得ない。 僕は、挿菅を希望した。1週間後に、抜菅した。妻は蘇生した。その後、転院した。予後、もっても2年と言われた。それが、7年半生きた。入退院を繰り返しながらも、生き抜いた。妻の生命力に感謝している。7年半の妻の介護を大変と思ったことは無い。 入院中も、ずーとベットの脇で僕は寝ていた。 8月の入院が最後の入院になってしまった。 もう点滴するところが無い。ドクターが「鼠蹊部」の血管からカテーテルを挿入した。失血が止まらない。1時間以上、止血を試みたがダメだった。 ドクターが言った。「冷たいようですけど、これで、終わりだと言うことです。」僕は、「自然の摂理に委ねるしかありませんね。」と答えた。 妻はまもなく逝ってしまった。ドクター、看護師の皆さんには、深く感謝している。 でも、僕は、妻に、もっと、もっと、生きて欲しかった。       僕は、ナース「まみちゃん」がいる病院に入院することにした。                            こんど、入院する時は・・・・・・・・・・・・

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