2007/08/24(金)15:18
家電製品の使用者責任を自覚し正しい使い方を
扇風機が火元となる火災で老夫婦が死亡した。この扇風機は三洋電機製で1970年に製造したものという。製造者責任の範疇を越えた事故のように思えてならない。
故障もせずに約40年近くも動いていたことと、モッタイナイとして使用を続けていたことに驚く。扇風機は機械的にはベアリング部の劣化と電気部品のコンデンサーやスイッチなどの劣化により寿命が決まる。一般的には耐用年数を10年程度として設計されているが、40年近くも使われていたことに驚異を感じる。
近頃の人は寿命が到達する以前に廃却し、新しいデザインを追い求めるが、モッタイナイ世代は動かなくなるまで使い続けるのでしょうなぁ。自己防衛上から少なくとも耐用年数の2倍も使ったら、熨斗をつけて廃却しなければダメですねぇ。我が家の家電製品は耐用年数近辺で故障廃棄しています。最近の製品は故障少なく耐用年数で寿命が尽きるという経済設計が浸透しているのかなぁ。
文字やスイッチを大きく、分かり易い表記をして高齢者に優しい家電製品を作れば、高齢者も買い換えてくれますがな。メーカーも高齢者向け製品を強化すべきでんな。
写真はタデ科イヌタデ属のオオイヌタデで休耕田や道端に咲いている。