花と蕎麦とリハビリと

　肥満は糖尿病、高血圧、非アルコール性脂肪肝炎、高脂血症など、生活習慣病の温床になり、専門医は「単なる体形の問題と軽視できない」と注意を促しているが、最近ガンにもなりやすいと世界ガン研究基金が調査報告をまとめている。

　１９６０年以降に世界各地で書かれた５０万件の研究報告から、７０００件を選び出して、がんと体重、食事との関係を分析した。その結果、肥満によって乳がんや膵臓がんのほか、直腸、食道、子宮内膜、腎臓のがんになりやすいと結論づけた。１０年前の報告よりも５種類増えた。

　調査報告はまた、ハムやベーコンなどの加工肉は直腸がんになる危険性を高めるとし、赤肉も週に５００グラム以上食べるべきではないと指摘。

　ガンを回避する方策として下記を提言しているが、肥満予防対策にも有効である。
　　　(1).１日３０～６０分の運動をする
　　　(2).甘い飲み物を控えて水を飲む
　　　(3).果物、野菜、繊維質を含む食べ物を取る

　京都大学経済研究所の調査で、平均体重より約２０キロオーバーすると、医療費は糖尿病で２・５倍、高血圧症で１・３倍に膨らむことがわかった。肥満が健康を脅かすだけでなく、家計にも重い負担となることが裏付けられ、「家計のためにもダイエットを」をしなければなるまい。

　私と息子と娘婿は、とりわけ肥満三悪人でんな。しかし生活習慣は直りませんなぁ。気がついた時には手遅れで病気も治らんと、覚悟は出来ているのかいな。