父親の戦死から７６年経ったかな

　昭和１９年９月１４日に父親はビルマ・インパール作戦で戦死した。赤紙で召集され、ビルマ山中を転々とし退却中に食料もなく戦病死した。遺骨も還らず、今は母親の遺骨と共に眠っている。 　息子が名古屋に居を構えたので、お墓も名古屋に移設することを検討している。近くの寺院に墓地があるので購入を進めている。我が家は真言宗だが、その寺院は浄土真宗らしい。無信心な私は宗派に拘ることもないので、数年先には新しいお墓を作り受け入れ準備が完了する。 　我ら夫婦が共に亡くなるまで、真言宗の現寺院で弔って欲しいと息子に頼んであり、墓じまいも頼んでいる。徳島⇒新居浜⇒名古屋と生活の基盤が変わっていったので、お墓の移転もやむを得ない。人口流動化と広域移動が進んでいるので仕方ないことなのかな。