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カテゴリ:VQ1015 ENTRY
VQ1015 ENTRYは、2006年に発売されたVQ1005が、あまりの不評さに2008年モデルとして中身を変更し(変や色合い、光量周辺落ち、ファインダーもレンズが合っていないため狙ったアングルで写真が撮れないという面が、いくらか修正されました)以前に比べたらまともになったものの、以前のような描写を求めるトイデジマニアから不満が上がり、そんな方々のために、製造販売元のVista Questは、日本でこのカメラの販売を手がけているプロキッチンと手を組んで、よりトイデジ要素を加えて製造したトイデジです。130万画素センサーと単焦点レンズを搭載したカメラで、液晶ディスプレイがありません(そのためファインダーの除いて写真を撮るというフィルムカメラのような撮り方になり、何が撮れているからはパソコンなどに繋げなければさっぱり分かりません)。VQ1005と一緒です。ただ、VQ1005の2006年に製造されたモデル(このブログではVQ1005 2006年モデルと呼んでいます)に見られた変な色合いをデフォルメし、周辺光量落ちも極端にし(これはレンズに灰色の薄い髪を被せることにより、そうなるように設計されました)、2006年に発売されたVQ1005同様にファインダーとレンズの合わないように設計されました(そのような設定になっているため、いくらレンズの位置を計算して撮っても、ほとんどが予想通りのアングルには撮れてないということが多数あります)。VQ1005 2006年モデルを、よりトイカメラ色を強めた感じのカメラとして作られました。
さてそのVQ1015 ENTRYですが、ただVQ1005 2006年モデルのトイカメラ色を強めただけのカメラだけではありません。ファームウェアを書き換えることにより、モノクロで撮れるようにしたり、真四角に撮れたり、様々な色合いで撮れるという、新しい機能も搭載しました。このファームウェアですが、Vista Quest社のホームページや、このカメラの愛好家のブログなどにいろいろと公開されていて、ダウンロード出来ます。フォームウェアの書き換え方法は、このサイトに載っていますので、お試しになりたい方はクリックしてご覧下さい。 今回のブログは、VQ1015 ENTRYのファームウェアの1つである人工ノスタルジアで撮った写真を載せます。このファームは「Vivid Color Lollipop」というブログの管理人様が制作されたもので、こちらからダウンロード出来ます。全体的に黄色いレトロな感じの写真が写せます。撮影場所は、地元にある蕨市の中仙道蕨宿付近です。撮影時期は2011年11月頃です。 市は昔は宿場町として栄えたところで、当時は蕨宿と言われていました。蕨蕨宿の成立時期については江戸時代初期の慶長17年(1612年)とする説が有力です。宿場の規模としては、道中奉行による天保14年(1843年)の調べによると4町からなる町並み10町(約1.1km)ほどだったそうで、江戸近郊部では浦和宿や大宮宿を凌いで最大だったとのことです。蕨宿が出来たのは、元々あった浦和宿と板橋宿の間が約14.4kmと長く、その間に戸田の渡し(荒川の一部戸田川)があり増水で渡れない場合困難なため、自然堤防上に宿を作る必要があったためだと言われています。悲劇の皇女和宮が、公武合体の政策で徳川家に降嫁にする際に、京都から江戸へ向かう際に休憩所になった、という場所でもあり、また江戸総攻撃に向かう官軍に対して和宮が、徳川家の存続を願った手紙を、蕨にいた東山道先鋒総督岩倉具定に送り、これで進軍していた官軍が板橋宿と蕨宿で停止した、という話が伝わる場所でもあったりします。蕨宿はしばしば大火に見舞われているのですが、 それでも古民家などが今でも多数建材で、宿場町だった頃の面影を残しています。 【今回の使用カメラ】 Vista Quest ビスタクエスト VQ1015 ENTRY トイデジカメ ブラックVista Quest (ビスタクエスト) VQ1015 ENTRY トイデジカメ ブラック 【楽ギフ_包装選択】 プロキッチン 2006年に発売されたVQ1005ですが、あまりの不評さに2008年モデルとして中身を変更し(変や色合い、光量周辺落ち、ファインダーもレンズが合っていないため狙ったアングルで写真が撮れないという面が、いくらか修正されました)以前に比べたらまともになりました。しかしトイデジマニアから不満が上がりました。そんな方々のために、製造販売元のVista Questは、日本でこのカメラの販売を手がけているプロキッチンと手を組んで、VQ1005 2006年モデルに、よりトイデジ要素を加えて製造したカメラがVQ1015 ENTRYです。130万画素センサーと単焦点レンズを搭載、液晶ディスプレイ無しというカメラで、VQ1005 2006年モデルに見られた変な色合いををデフォルメし、周辺光量落ちも極端にし(これはレンズに灰色の薄い髪を被せることにより、そうなるように設計されました)、2006年に発売されたVQ1005同様にファインダーとレンズの合わないように設計されました(そのためこのファインダー通りに写真を撮ると、撮りたかったアングルには撮れません)。ファームウェアを書き換えることにより、モノクロで撮れるようにしたり、真四角に撮れたり、様々な色合いで撮れるという、新しい機能も搭載しました。写りは、このブログの写真のような感じなので、キレイな写真を撮りたい方には、全くオススメできませんが、すでにカメラを所持されていて、遊び用のカメラが欲しい方には、よいカメラかも知れません。なおこのカメラですが、現在は製造が終了し、現在市場に出ているのは、在庫品のみとなっています。 ▼良かったらクリックして下さい。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年02月24日 22時29分28秒
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