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カテゴリ:VQ1005 2006年モデル
都電荒川線の荒川遊園地前停留場ですが、近所にある遊園地の名称が、あらかわ遊園ということや、最寄の信号の名称は荒川遊園前となっていることから、多くの人には、あらかわ遊園とか荒川遊園前と呼ばれているようです。私も、あらかわ遊園とか荒川遊園前とか呼んでしまいます。1913年4月1日に荒川遊園前停留場として開業された停留場で、その後運行する会社が王子電気軌道(この会社の時代には王子電車…通称は王電と都電荒川線は呼ばれていました)より東京市(現東京都)が買収したことで都営になり、名称を尾久六丁目停留場、住居表示に伴い西尾久七丁目停留場に改称を経て、現在の荒川遊園地前停留場になりました。名称が元に戻り現在に至っている、そんな感じです。
荒川遊園地前停留場には、あらかわ遊園という遊園地があります。東京23区内唯一の公営遊園地です。1922年(大正11年)5月に、失火で操業停止した旧煉瓦工場跡地に、工場経営者広岡勘兵衛が私立遊園地「荒川遊園」を開園しました。東京にある老舗遊園地です。過去数度の改装を経て現在は1991年以降の構成になっています。低年齢層の子供が楽しく遊べるよう特化した遊園地で、アトラクションは観覧車、ジェットコースター(どうやら載る子どものことを考慮して、日本で最も遅いスピードで走っていると言われています)、メリーゴーランド、コーヒーカップ、スカイサイクル、昭和25年から走る豆汽車(ミニSL)のユウミミ号など一通り揃っていますが、小学校低学年層に合わせたレベルで激しいものはありません。100円-200円程度という入園料やアトラクション利用料の安いため、お金を気にしないで遊べる遊園地です。アトラクション以上にポニー乗馬、ふれあい広場、ふれあいコーナーなどから構成されるどうぶつ広場(ヤギ・ヒツジ・ウサギ・モルモット・ミーアキャット・ウシ・ニホンザル・リスザル・ハナジカ・アライグマ・マーラ・オナガガモ・小鳥類が展示されています)やピクニック用の広場、遊具施設、水遊び場など施設が充実しています。 あらかわ遊園に向かって行くと大きな観覧車が目に入ります。これがこの遊園地のトレードマークになっています。また入場口の付近には昔の都電が飾られ、また遊園地に向かうまでに都電のグッズを売るお店があったりなど、ここが都電が走る街の遊園地だということを印象付けさせてくれます。これからも都電の走る街の遊園地として、多くの子供らに愛される遊園地として続いていくことでしょう。 今回の写真は、そんな荒川遊園地前停留場及びあらかわ遊園を撮った写真を載せます。使用カメラはVQ1005 2006年モデルです。撮影時期は2012年4月頃です。 ▲撮影した2012年4月頃の、あらかわ遊園は桜満開でした。 ▲あらかわ遊園の観覧車です。 ▲あらかわ遊園の入り口付近は桜が咲いて、来ている人はそれを見て楽しんでいるかのようでした。 ▲あらかわ遊園の中を写真で撮ってみました。 ▲さすが都電が走る街だけあり、あらかわ遊園には都電が展示してあります。 撮影した2012年4月頃の桜が満開の、あらかわ遊園です。 【今回の使用カメラ】 今回使用したトイデジのVQ1005 2006年モデルは、多くあるトイデジの中でもかなり癖のある写りをするデジタルカメラです。トイデジの王様と呼ばれているカメラで、このカメラがトイデジブームを巻き起こした、といってもいい存在です。そもそもこのカメラですが、発売されたアメリカでは子供用に玩具デジタルカメラとして販売されたようですが(モデルになったのは他社が2004年発売に発売したVeo the Mini Captureで姿もソックリです )、子供のために買った親からは、写しだされる写真の色合いがかなり癖があり、液晶ディスプレイが付いていないため、上手く写真を撮るために付けられたファインダーが、何と全くレンズに合っていないため思ったような写真が撮れないなどの問題で、大ブーイングのカメラだったようです。中には返品した人もいて、俗悪デジカメと評価されました。この俗悪さはまるでHOLGAのデジタル版のようだと言って、このカメラで写真を撮る本国のカメラマンも生まれたそうですが、それはごく少数だったようです。しかしそのカメラが本国以外で人気を集めることになります。それが日本と台湾でした(台湾ではVQ1005が高額だったため実質同じカメラであるGenie IIIが人気を集めたようで、現にGenie IIIユーザーがたくさんいます)。本国では今イチだったものが海外でカルト人気を呼ぶという現象はまるでHOLGAやLOMOに代表されるトイカメラのようです。両方に共通しているのは低予算で作られているため、結果カメラとしては水準以下という点です。そういう面ではVQ1005 2006年モデルは、まさにデジル版トイカメラと呼べるカメラです。なお現在発売されているVQ1005は2008年に再発売された物で、このような描写には写りませんので、この描写で撮りたい方は、以下のこのカメラの復刻版であるVQ1015 Classicを購入して下さい(ただ値段がお高いので、トイデジ好きの人にはオススメしますが、キレイな写真を撮りたい人にはオススメはしません。しっかり写るカメラを持っている人が、遊び用に買う…それが最も良いと私は思います)。 Vista Quest ビスタクエスト VQ1015 Classic トイデジカメ パープルVista Quest (ビスタクエスト) VQ1015 Classic トイデジカメ パープル 【楽ギフ_包装選択】 プロキッチン ▼良かったらクリックして下さい。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年02月24日 22時35分22秒
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