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カテゴリ:E-PL1
OLYMPUSが、カメラの製造販売を行う映像事業を、国内投資ファンドの日本産業パートナーズ(JIP)に譲渡するそうです。映像事業を分社し、関連する人員や資産を移管したうえでJIPに譲渡するとのことです。9月末までに正式に契約を締結し、年内に売却を完了させる予定だそうです。
以前から噂はありましたが、ついにOLYMPUSがカメラ事業から撤退することが正式に決まりました。2010年代に入りスマホにカメラ初心者層を奪われ、事業の再建に取り組むものの赤字が続いていたそうです。OLYMPUSとしては、かねてから内視鏡など営業利益の90%以上を稼ぐ医療事業に経営資源を集中させる方針を表明していましたが、その過程の中で、「医療に事業を集中する中、継続的な投資は難しい」と判断し、今回の撤退を決断したようです。 OLYMPUSは、顕微鏡の技術を生かして1936年に写真用レンズを開発し、その後、カメラ事業を展開していましたが、ついに84年の歴史に幕を閉じることになりました。 スマホのカメラ機能の向上により、カメラ本体が売れなくなっている、ということでしょう。コンデジではトップメーカーであったCASIOがカメラ事業を撤退してしまいましたが、それと似たような感じを受けます。昔からカメラを作ってきたメーカーも、この時代の流れに撤退を余儀なくされたということでしょう。 以前私は、OLYMPUS PEN LiteことE-PL1を持っていました。しかしかなり前にネットオークションで売ってしまいました。M42マウントアダプター及びM42マウントレンズも一緒に売りました(余談ですが、今、自宅にあるOLYMPUSのデジタルカメラは、2000年3月18日に発売された、撮像素子1/1.8型CCD、334万画素、F値全域2.8レンズ搭載のOLYMPUS C-3030 ZOOMのみです)。 金欠だったというのもあったのですが、スケジュール的に写真を撮りに行く時間がなかなか作れなくなってしまい、そのため、いくら小型とはいってもミラーレス一眼レフが必要なくなってしまったからです。 昔のデジカメです十分いい写真は撮れる機種がたくさんあるし、気軽く写真をとるならスマホがある、本格的に写真を撮りたいならフィルムカメラが自宅にたくさんあるのでそれで撮ればいい、そんな感じになってしまったのです。 そんな感じになっていた私としては、今回のOLYMPUSのカメラ事業の撤退は残念ではありますが、仕方がないかなって思っています。 そんな私ですが、実はこのブログで公開していないOLYMPUS PEN LiteことE-PL1の写真があります。 それをお蔵入りにする理由もないので、今回から不定期ながら載せていこうかなって思っています。 さて今回のブログ記事ですが、埼玉県の梅の名所の1つである大宮公園にある梅林を、E-PL1にオールドレンズ(M42マウントレンズ)で撮った写真を載せます。使用レンズは東ドイツのカメラメーカーのペンタコンが1971年から1990年まで製造したM42マウントのMFレンズPentacon auto 1.8/50です。撮影時期は2013年3月頃です。 ▲ここが大宮公園の梅林です。 ▲梅は紅いのが好き、というわけで、撮ってしまいました。 ▲白梅の好きです。 ▲私と同じく、梅を撮る人です。 ▲梅を楽しむ親子です。 ▲犬好きの私としては、犬の散歩をしている人がいると、その光景を撮ってしまいます。 最後に大宮公園の説明を書きます。大宮公園は、埼玉県さいたま市大宮区及び見沼区にある埼玉県営の総合公園です。明治18年、太政官布達により氷川公園の名称で誕生し、明治31年に県が管理する公園に県が管理することなった、という現在の同県の営公園の中では最も長い歴史を持つ公園です。その大宮公園には梅林があり、キレイな梅を見ることが出来ます。埼玉県の梅の名所の1つに上げられます。 【今回の使用カメラ】 ソフマップ中古専門楽天市場店 【今回の使用レンズ】 ドイツ製レンズ ペンタコン オート 1.8/50 M42用Pentacon auto 1.8/50 for M42 このレンズは、戦前からカールツァイス社最大のライバルとして君臨していたメイヤー社のOreston 1.8/50をベースに作られたM42マウントのMFレンズです。東ドイツのカメラメーカーのペンタコンが1971年から1990年まで製造しました。綺麗なボケや濃厚な色のりが特色です。このレンズ、同じ東ドイツ製で抜群の知名度を誇るカールツァイスイエナの影に隠れていることから、市場価格のそう高くないので、ミラーレス一眼レフカメラでオールドレンズ撮影をしたい人にオススメしたいレンズです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年06月27日 00時00分11秒
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