テーマ:日々自然観察
カテゴリ:きのこ
触れただけでも皮膚が激しくただれる猛毒きのこです。
最近増えてきている悪いきのこ、と言われていますが本当にそうでしょうか? カエンタケは枯れたナラの木に発生します。 最近カエンタケが増えているのはナラ枯れが増えているからです。 ナラ枯れが増えているのは、寿命を迎えたナラの木や害虫がつくほど老衰したナラの木が増えているからです。 それは、かつてはナラの木が寿命を迎える前に薪材として伐採され利用されていたものが、人が森を利用しなくなり、伐採されないナラの木が増えたからです。 ナラの木が若いうちは、種子が落ちても芽生えることはほぼありません。 しかし、寿命を迎え倒れた後は新芽が多数出てきます。 カエンタケは触れただけでも危険なきのこです。 新芽を狙う草食動物からナラの苗を守っているのではないでしょうか? 自然は全て循環しています。 人間の目だけで、良い悪いを判断するのは傲慢と言えます。 きのこ検定の過去問題はこちらから! きのこ検定過去問題 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.01.29 19:29:23
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