2007/12/14(金)03:07
ブリブリ大根ブリ大根
冬になるとブリ大根が食べたくなります。
今日は徒歩2分のところにある病院の帰りに、近所のスーパーへ。
(昨日から鼻からのどにかけてがとても痛み、くしゃみも出ていたのです。
そのため今日は声楽レッスンをキャンセルしました)
ブリの切り身を買ってきました。
夕方からことこと大根を煮て、ショウガとブリを入れて煮ました。
大根とショウガは風邪にいいので、今の私にぴったり^^
あとは、夕べの野菜炒めの残りを玉子とじにしたものと、
長イモをたたいたものと納豆をナメタケで和えたもの、
ナスの浅漬け(鷹の爪を入れてピリッとさせた)、
大根菜&大根の皮&油揚げのお味噌汁、
無印で買った黒米と栗の炊き込みごはん。
きっと一人暮らしで風邪ひきさんになっていたら、
迷わずコンビニ弁当にしていたと思う。
具合が悪いのに水を使いたくないし、第一、身体がつらい。
でも、ヒグマこぐまがいるから、手をかけたものを作ろうと思える。
一心不乱に食べてくれる人がいるのは、私にとってチカラなんだなぁ。
自分の中の母性にホッとさせられるような、不思議な感覚です。
ほんの2年前まで、私には母性なんてないと思っていました。
たとえ覚えていなくとも、魂のどこかに
「親に捨てられた」記憶が染み付いているのでは…
と不安だったというのもあります。
愛情の薄い人間だとも思っていました。
自分を守って、殻を作るのに必死だったので、
自分の中にある愛になんて気づく余裕がありませんでした。
愛を与えてもらうことにのみ執着していました。
でも、自分を大事にし始めてから、変化していきました。
自分の心の声に耳を傾け、自分が本当にやりたいことに気づいてから、
どんどん変化していきました。
愛は与えてもらうよりも、自分に自分で与えてあげる方が、
よっぽど自分は喜ぶものなのですね。
それができて初めて、
見返りを求めずに他者に与えることもできるような気がします。
大好きな自分と大好きな人への愛情を込めて作った料理は、
栄養以上のものをいっぱい含んでいて、
心も身体も喜ぶような気がしています。