冷蔵庫グレードアップ■ 冷蔵庫グレードアップ ■車中泊だけでなく、ふだんも便利な車載ポータブル冷蔵庫。 もう9年使ってきたが、さらなる使い勝手向上を狙ってグレードアップした。 機種名はエンゲル MHD14F-DMという最新式。 まず、今までは500mℓのペットボトルが横向きにしか入らず無駄が多かったが、今度のは縦に入って収納力が大幅アップ 常温保存ができるペットボトルや缶コーヒーを、常時ストックしておけば便利この上ない。 さらに、取り出し用の小さい蓋が設けられ、冷気が逃げにくくなった。 大きくて重たい蓋を開け閉めしないですむし、子供が蓋に手を挟まれる心配もない。 さらに、今まではうるさく耳障りだったコンプレッサー音も、感覚的には前機種比20%程度まで低減された。 1番大きいメリットはデジタル温度表示とバッテリーモニター。 今までのは温度調整がダイヤル式の非常にアバウトなモノだっただったが、新機種はデジタル温度表示で非常にわかりやすい。 常時は庫内温度表示、SETボタン長押しでLEDディスプレイが点滅し温度設定モードになる。 これにより、冷蔵庫内がまだ冷えてないのに冷たいモノを入れちゃったり、冷やし過ぎて凍っちゃったりといったトラブルがなくなる。 難点は、温度設定が1℃刻みに設定できるのと引換えに、55℃に温蔵する時は、以前は「HEAT」側にするだけだったが、今度は感度がいまひとつのUP / DOWNボタンをずっと押し続けなきゃいけないこと。 まぁ、この作業は秋→冬→春の年2回だけだからいいけどね。 使い方のコツは、庫内に目一杯詰め込んだ場合は実際の庫内温度より低く表示されるので、-5℃ぐらいがほどよく冷える。 缶ビールをキンキンに冷やしたい場合は、縦向きより横向きの方が早く冷える。 温める時は、MAX55℃だと缶コーヒー等は熱くなりすぎるので45℃・弁当等は55℃でOK。 スキー車中泊の時は、水を一晩中温めておけば「わくよさん」の沸騰時間が短縮され、素早くカップラーメン等が食べられます。 バッテリーモニターは、電圧が10.5Aを下回ると自動的に電源オフになり、12.5Aまで回復したら再び電源ONになる。 これはソーラーパネル付きディープサイクルバッテリーと非常に相性が良く、ウインドやキャンプ中も安心して放置できるのが◎ 最後に設置向きは、小さい蓋から取り出しやすいようあえて後ろ向きに置いた。 しかも、この方がデジタル温度計が前向きになって見やすいし設定もしやすい。 大きい方の蓋を開け閉めすることは滅多にないので、理にかなっていると思う。
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