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陶玄郷だより (フラクタルの森)

陶玄郷だより (フラクタルの森)

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IMG_2055.JPG

作品の多くは、底の切り糸による渦巻き模様の中心に「玄」のサインを入れている
この構造は、まさにフラクタル(部分は全体と自己相似形をなす)という観が有ります
素粒子の世界にも細胞にも中心に核があり、細胞は肉体諸機関を構成し、
肉体諸機関はその生命個体を維持し、その生命は家庭を造り社会を造り、
国家を造りその惑星を創る
そして、その惑星は太陽系を創り、銀河を創り大宇宙を創る

それらの渦には必ず中心となる核(主なるもの)が有り、
中心となる意識(理念・法則)が有り渦を起こさせている
中心には理解を超えた玄なる世界が有り
その連鎖が無限大につながり、
大宇宙の隅々にまで広がっているのではないだろうか

その連鎖が何を意味するのか不明ではあるが、
ぼんやりと俯瞰するに、
この形は神仏の自己表現ではないのだろうか
陰と陽、原因が有り結果が有る
心象なる思いが有り、現象がおこり具体化した姿があらわれてくる

全ての表現の奥には、思いが有り、願いが有る
念い、祈りがあってこの社会も成り立っている
この世の中には、この無限の連鎖が示すとおりに様々な神(主)が居る
出来るならば、このグローバル化した世界、
小さな神様ではなく地球神レベルの意識にまで心を合わせたいものだ
そうでなければ自己中心の思想宗教が蔓延し争いがいつまでも絶えないことになる





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Last updated  2013.06.06 11:02:50



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