社会的責任体制の確立
世論時報社からすばらしい本が出版されたので紹介します個は皆のため 皆は個のため ONE for ALL ALL for ONE監修 三角正明 (社)人間性復活運動本部理事長編著 社会的責任体制確立委員会定価1,890円(本体1,800円+税) ●社会的責任体制を確立するための基本を記しています。それは三綱五常(本文参照)です。●社会的責任システム ISO26000を構築する上でも不可欠な要素を含んでいます。●企業・その他の組織の形態や大小にも左右されず、対応できる考え方です。●企業・その他組織が理念を定め、互いの関係する世界の中で必要なルールを作って自主的に維持して行きます。●時代の変化に対応して関係者で話し合いながら、最適な方法を決めて行きます。--------------------------------------------------------------------------------第一章 ルールだけでは社会的責任態勢は築けない 形に心を、心を実践に●現在、日本が抱える社会的責任の問題点●CSR(企業の社会的責任)からSR(社会的責任)へ●社会的責任システムに対する動き●社会的責任システムに盛り込む「文化」●世界に通用する文化があったか●モンゴル帝国のひろがりとモンゴル文化の実績●儒教が取り入れられた経緯●なぜ三綱五常を社会的責任態勢の基本とするか●組織として見る旧日本軍の問題点とその残滓●社会的責任態勢確立の具体例●最初にもどって、何を実践課題とするか●提案・・・・・・実践事項と活動の進め方第二章 社会的責任態勢を構築するリーダーの社会的責任と自覚●リーダーのあるべき姿企業の社会的責任態勢確立の位置付け組織の社会的責任リーダーの責任メンバーの責任社会的責任態勢を築く基本的な考え方利他の精神こそ平和の精神大勢のために何か残そう高度な文化を有する国の責任連帯行動が不安を除く社会改革は皆でやるべきこと問題を一つずつ考え前進させよ富の分配を公平に利潤を控え目に人害を防げリーダーのあるべき姿精神面で栄え、物質面で安定する社会協力者と自分の存在価値人間一人の行ないが多くの人に影響する自分さえ良ければでは他の人が困る第三章 社会的責任態勢を構築するメンバーの社会的責任と自覚●メンバーのあるべき姿足下を見つめ、高い理想に向かって人間の品格向上を図る連帯性を強くして平等な立場で幸せを実現三綱五常について自他共に良くなる五常の実践人々の尊敬第四章 慈愛・正義・礼節・知識・誠実●慈愛または仁、思いやり●正義または義、勇気ある正しい行ない●礼節または礼、礼儀正しい振舞い●知識または知、正しい判断力●誠実または信、誠なる実践第五章 組織内・外の協力態勢を築くためのコミュニケーション三綱五常の三綱について親・師・神人間社会を良くするには協力者を常に二人適性な労働量の設定真の幸せとは思いの伝達とその方法話し合いと意思表示組織の拡大と人々の動き加害者は被害者に全責任を負え人間社会を人間以下の社会にする動き慣習の捉われから抜け出せ権力・金力は私するな争いは利益配分と感情の不和から差別の問題の解消約束違反の原因