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2012/03/29(木)17:50

北の女スパイ事件はテロ指定解除阻止目的

■北の女スパイ(元正花)事件の真実(3)

韓国や日本、北の要人や工作員の暗殺未遂や軍人への諜報活動、中国での韓国人拉致などで08年7月15日に韓国で逮捕された北朝鮮の女スパイ元正花(ウォン・ジョンファ)事件がありました。 今更ですがこの事件の本当の目的がわかりました。 この事件が発覚したのが丁度アメリカが北朝鮮のテロ支援国家指定を解除しようとしていた時期と重なっていることと、もう1つ同時期にあり得ない情報が出ていたことでわかりました。 アメリカは08年の6月から指定解除に向けて動き出し、実際に10月に北の指定を解除しました。 そもそもアメリカが北朝鮮をテロ支援国家に指定したのは87年11月29日に起きた大韓航空機爆破事件がきっかけとなっているのです。 この爆破事件では、当時25歳の女、金賢姫(キム・ヒョンヒ)と、当時59歳だった男、金勝一(読み方不明)という工作員が実行犯です。 そして08年7月に逮捕された女スパイ事件では、当時35歳の女、元正花と、スパイの命令役をしていた義父とされる当時64歳の男、キム・ドンスンという工作員が関わっていたことになっています。 ここで気付くのは大韓航空機爆破事件の犯人構成と女スパイ事件の構成がそっくりということです。 どちらも若い女と初老の男。 そしてどちらの事件も女工作員が “美人” ということで騒がれました。 テロ国家指定解除の動きはじめた直後にまた同じような北の工作員事件が起きたわけです。 指定解除の動きの最中に指定のきっかけとなった事件とそっくりの事件が起きれば指定解除が取り消される可能性があるわけです。 もうこの時点でなにかあると思いませんか? しかしこれだけではないのです。 この指定解除の最中の9月に今度は北朝鮮がミサイルの発射準備しているという情報が出されているのです。 ※報道記事は下にあります 指定解除の最中にミサイル発射準備。 これまた解除が取り消しになるような情報です。 しかしわざわざこんな大事な時期に北がそんなわけのわからないことをするなどあまりにも馬鹿げた話です。 これはあり得ないことです。 これらの情報はどちらも指定解除を阻止したい者たちにとっては好都合な情報です。 これらの状況からしてこう考えられます。 この女スパイ事件とミサイル発射準備はテロ指定解除を阻止しようとする者たちによる謀略だったということです。 指定解除の最中に大韓航空機事件と同じようなスパイ事件を造り、さらにミサイル発射準備情報を造ることによって、アメリカ政府に指定解除を思いとどまらせようとしたと考えられます。 もう見え見えの謀略劇です。 元が日本や中国でも活動していたということにしたのは、自国だけで騒ぐより、周辺国を巻き込めば指定解除阻止の機運をより一層高められると考えたのでしょう。 そしてその阻止しようと謀略を行ったのが韓国の国家情報院ということです。 しかしアメリカ、日本、中国政府はそのような情報には全く耳を貸さずあっさりと指定を解除されてしまった。 なぜ耳を貸さなかったのか。 このようなことが見え見えの政治的な謀略であることをわかっていたからでしょ。 これが美人女スパイ事件の真相です。 ちなみに元の指令役とされた義父のキム・ドンスンはスパイとしての証拠が無いとして09年2月に無罪になりました。 大韓航空機事件の男工作員も自殺したため逮捕はされず、08年の事件でも男は逮捕されず、どちらも残ったのは女だけということです。 ここでも共通点ができたわけです。   <ミサイル発射兆候の報道記事>北、テポドン発射準備か...米から通告、防衛省警戒態勢 北朝鮮が、長距離弾道ミサイル「テポドン」の発射準備とみられる動きをしていることが6日、 分かった。米国がテロ支援国家指定解除の手続きを延期したことなどへの報復行動とみられ、 米国側から日本政府に通告があったという。 防衛省は警戒態勢を取っている。北が自国の要求をゴリ押しするため、 常套手段である「瀬戸際外交」を展開してきたようだ。 政府関係者によると、北の発射基地周辺で、トレーラーなどが頻繁に移動していることが 確認されたという。ミサイルが発射台に搭載されたか、液体燃料などの注入が始まったか などは不明。米軍の偵察衛星などの情報とされる。 政府関係者は「北は今月9日、建国60周年を迎え、多様な記念行事が開催される。 現在、日本の朝鮮総連幹部も軒並み訪朝している。『記念行事の一環』という建前で、 膠着状態にある米朝、日朝関係を揺さぶりをかけるため、テポドンを発射することは十分あり得る」 と語っている。(一部中略) http://www.zakzak.co.jp/top/200809/t2008090602_all.html   北朝鮮がテポドンミサイルの発射準備ともとれる行動 衛星写真にミサイル据えつけの映像 北朝鮮が、テポドンミサイルの発射準備とも受け取れる行動をしているもよう。 関係筋によると、衛星写真に、発射基地にテポドンミサイルが据えつけられていることを示す映像が映っているという。 政府筋は「現時点では、差し迫った状況にあるとは、考えていない」と述べている。 一方、朝鮮労働党筋は、FNNに対し、「9日の北朝鮮建国60周年記念日を前にミサイルを打つ準備をしている」と述べている。 ttp://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00140012.html などです

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