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カテゴリ:■★ウィキリークスの真実
去年の半ばくらいから機密暴露サイトのWikiLeaks(ウィキーリークス、以後WLとします)が注目を浴びています。 WLは06年にオーストラリア人のジュリアン・アサンジが立ち上げ、一般人などを含めた独自のネットワークを駆使して世界各国の機密を百万以上も集めてネット上に公開している。 また世界中の人々がこのWLの行動に賛同している。 そして自国に不利なことを暴露される可能性があることから、世界中の政治家や企業などがこのWLに対して戦々恐々としている。 ということになっています。 しかしどうもこのWLには不可解な点が多く理解に苦しむことばかりなのです。 【不可解な運営目的】 まずこのWLとは一体なにが目的で運営されているのでしょうか。 イラク戦争でのアメリカ軍の不当行為を告発したりして、一見すると “世界各国の問題を世間に暴露して、世界平和に結びつけよう” みたいなことを想像させます。 実際にWLはノーベル平和賞候補に上がっているという話も出ています。 しかしWLはどこかの国の要人が仲の悪い国を馬鹿にした、というような暴露などをしています。 しかしこれは国と国同士をもめさせるだけで世界平和とは全く逆の行為になります。そもそもそんなことを暴露する必要性も感じられません。 またアメリカがテロ攻撃を受けた場合被害が大きくなる場所なども暴露しています。 これはテロリストにその場所を教えてしまう危険をともなう行為です。 これらのようなことをしている人間がノーベル平和賞の候補にあがるのでしょうか。 そしてこれらの状況から平和目的なのか、混乱目的なのか何が目的で運営されているのかが理解できません。 【不可解な漏洩目的】 そもそもこれらの情報をWLにリーク(漏洩)した人間はなにが目的でそのようなことを行っているのでしょうか。 “うちの国の人間がよその国を批判した” などというリークをして一体誰が得をするのでしょうか。 そんなリークをしても自国も他国も得をすることはなにもないはずです。 わざわざ処罰される危険を冒してまでそんなことをリークすることが理解できません。 さらに言うと世界中の国家の要人などから情報を得るなどそのこと自体が常識的に考えると信じられない話です。一体何をどうすればそのような状況を作り出せるのでしょうか。 【不可解な各国の反応】 そしてさらにおかしいのは被害を受けているはずの各国の反応です。 なぜこんなことをやっている代表のアサンジュを始めWLの構成員を逮捕して暴露を止めさせようとしないのでしょうか。 逮捕に関してアメリカは “法律ではこのWLをスパイ罪で逮捕できないことはないが言論の自由も保障されているため逮捕できない” ということを言って逮捕しようとしません。 しかしテロ被害が大きくなる場所の暴露など、アメリカ国民にも被害が及ぶような危険なことを暴露しているのに言論の自由という理由を出して逮捕しないなんておかしな話です。 無理やりにでもスパイ罪などを適用して一刻も早く逮捕するべきなのに、不自然な言い訳をしてそれをしようとしない。 またアメリカを含め各国ではWLに情報を漏らした人間が逮捕や処分されたなどの情報を聞きますが、だとしたらどこかの国の法律でWLを取り締まれるはずなのではないでしょうか。 しかしどこもそれをしようとしません。 この点も不可解です。 【不可解な米軍ヘリ映像ニュース】 WLが話題になったきっかけとして、07年のイラクでのアメリカ軍ヘリからの民間人射殺時の映像を公開したことがありました。 しかしこれに関しても不自然な点があります。 この映像公開で民間人射殺が明らかになったようなことになっていますが、実際のところ、アメリカ軍や政府がこのことで批判を浴びているニュースを見たことがありません。 本来ならWLよりも米軍や政府への責任追及のほうが注目を浴びるはずなのですが、その様子を全く見かけませんでした。 ご覧のようにWLに関する状況は何もかもが不可解でおかしなことばかりなのです。 一体WLとはなんなのでしょうか。 実はこのWLには日本の警察にとって都合がいい情報が載っているのです。 次回そのことについて書きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011年06月23日 21時54分12秒
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