2013/08/31(土)16:04
”お風呂に入ろう” 毛細血管の減少は万病を招く元凶
昨日からの続きです免疫力が低下して感染症やガンまで招く
手足の末端の毛細血管が減少すれば冷え体質になり、体温の低い状態が続けば、肺炎やインフルエンザなどの感染症や、ガンまで招くこともあります。36℃を下回ると免疫力(ガンや病原体から体を守る力)が急激に低下します。冷え体質から脱却し、免疫力をアップさせるには、毛細血管の減少を抑える 必要があるのです。
こうしてみると、毛細血管の減少は万病を招く元凶であることがわかると思います。
疲れ目や耳鳴りも毛細血管が減少したサイン
毛細血管が減少すると、まず疲れ目やかすみ目などが現れます。失明の危険のある緑内障も黄斑変性症も、血流不足によって視神経が障害を受けることで起こる病気と考えられはじめています。
目や脳以外では、耳も毛細血管の減少による血流不足の影響を受けやすい部位です。耳鳴りや難聴の元凶は耳周辺の血流不足とされており、血流が改善すれば症状が緩和します。
◎毛細血管が減少すればコラーゲンが減って肌老化が進み、シワ・タルミ・シミや薄毛さえ招く
実は、最新の研究で、年齢に伴う肌の衰えに、毛細血管の減少が深く関与していることが明らかになってきたのです。
ピンと張りのある肌を保つには、コラーゲン(膠原線維)やエラスチン(弾性線維)が欠かせません。これらは真皮(皮膚の表皮と皮下組織の間にある組織)内にある線維芽細胞で作られます。毛細血管が減少して線維芽細胞に十分な酸素と栄養が運ばれなくなると、線維芽細胞の働きが低下してコラーゲンやエラスチンが作られにくくなり、真皮内のコラーゲンやエラスチンの量が減ってしまいます。すると、肌の張りがなくなって、シワやタルミが生じるのです。 ・・・・・明日に続きます( 雑誌 わかさ より抜粋)