​　”ああよかった今日も無事に風呂から上がれた”


2月の週刊現代の記事です

この記事の出た直後に　ノムさんこと野村名監督がお風呂場で亡くなられました
　　　　　　　　虚血性心不全​

新聞テレビなどで頻繁に入浴方法の注意がなされています

　年間17000～19000人ほどの方がなくなられているそうです

そのほとんどが熱い湯好きの高齢者だそうです

その現場は本当に悲惨極まりないで・・・・・経験者は語る　

　　　　　（「講談師見てきたような嘘を言う」　じゃないですが　
　　　　　　　　　「見たことあるのかよ」　　と思っている方もおられるでしょう　）

　　　　　　　筆者風呂野は見ました　実体験しました

その惨状を目にされた経験者は　多分事故死した方のご家族と　救急隊員以外で　おられないと思います

ご家族お知り合い等にご高齢者がおられる方は必読していただき　お風呂の入り方に十分注意喚起

していただくようお勧めします　冬場だけでなく1年じゅう起きていることです

繰り返します本当に悲惨な現場です


以下は風呂野　番が経験した　二度と経験したくない入浴中の事故死現場実体験です

悲惨体験入浴事故・・・以前にも書きましたが　入浴事故防止の為に何度でも書こうと思っています
　　　　　　　　　　　改めてご注意ください
5年以上前
2014年１２月３１日大晦日のの夕方のことです

玄関の鍵を預かるほど懇意にしていたお隣りのご主人（当時75歳）

　　　　（奥様は2013年に他界しており一人暮らしでした）

この日　なにか部屋の明かりの様子がおかしい　　

ピンポン鳴らしても応答なし

遠方に住む娘さんに電話して了解を得　玄関を開けて・・・中へ

Yさん　Yさ～～んｙさ～～～～～ん　　返事がない　　ヤバイもしやと思い

階段を走って２階の浴室へ

そこで見た湯船の中の悲惨な光景は・・・汚物だらけの浴槽に顔まで沈んでいる
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　これ以上　書けません

　一生忘れないでしょう

ｙさ～～～～～んｙさ～～～～～んｙさ～～～～～ん何十回叫んだことか

ドアをガンガン叩き　体を叩き　でも　　目を開けてくれませんでした

助け出そうにも　重くて重くて自分一人では救い出すこともできません

　　　　・・・・・・奥は救急車を

その後　夜中になっても警察の事情聴取　があり　やがてそのまま　元日を迎えました

紅白を見なかったのは初めて

このご主人は血圧高め　

日頃「お風呂は気をつけるよう　　熱い風呂に入っちゃだめだよ」
とことあるごとに進言していたが

　東北出身の方で43度以上の熱い湯が好きでした　　

本当に悔しかったです　本当に素晴らしい御夫妻でしたから

風呂野は以前からこのブログでぬるいお風呂にゆっくり入ることを提唱していますが

この日からは以前にもまして　事あるごとに40度以下のお風呂に入るように

声を上げています　あの悲惨な光景はどのご家族も見たくないはずです　（トラウマになります）

でも多くの方が「40度なんて風呂に入った気がしないよ」　と言います

全国の24時間風呂”風呂衛門”お得意様の旅館のご主人も何人もお風呂で亡くなられています

そのうちの何人かはしゅわ王でヌルイお風呂に入るように勧めしたが

口をそろえて「　42℃以上じゃないと入った気がしない」

確かにそうです風呂野も昔は42℃以上で入っていましたが

汗ぐっしょりで　時にはうとうとしていまし・・・・これが危ないんです

これが年間17000～19000人以上の入浴関連死を招いているのです

くれぐれもぬるめのお風呂で安全で楽しい入浴を


　　　　　　　　　　　　悲惨な入浴事故防止の為に
熱い風呂に入る入浴習慣を見直しましょう
入浴前に、暖房器具等で脱衣場を２０度以上に温める
お湯を張る際に風呂のフタを外したりシャワーを使ったりしてよく室内を暖める
安全の為にはカビなんて気にしない気にしない（カビ対策は別途）
風呂の湯温は40度以内に　42度以上の熱い湯は絶対にやめる
立ち上がる時は徐々に徐々にゆっくりと　頭は最後に挙げる
入浴前と　湯船から出るときに白湯を飲む
　　　注；ゆっくり下を向いて飲み込むこと　上を向いて一気飲みしないこと（誤嚥性肺炎防止）

入浴時間は食後よりも、食前に・・・・・・・・読売新聞2016.9/16
家族に声をかけてお風呂場へ
筆者の場合は30分経つと　愛犬アロハが2階から降りてきて浴室の外でワンワン言います.


補足　
快眠を誘うには就寝90分くらい前の入浴がおすすめです　入浴で温まった
深部体温が下がると眠くなるからです　
入浴直後は交感神経が刺激されるので寝つきが悪いようです

今では​炭酸泉しゅわ王​のおかげで冬場は38～9℃で入浴しています

のぼせることがありません

75歳風呂野番　お風呂から上がり　バスタオルで拭きながら　白湯を飲む
　毎回　　　”ああよかった　今日も無事に風呂から上がれた”

​風呂野　番の健康道場　​をご覧下さい

最後までお読みいただきありがとうございます　　今日も明日も、元気で楽しい１日をお過ごしください　風呂野　番でした（日本温泉気候物理医学会会員　温泉学会会員）


　　　　　テレビ　モヤモヤさまあず　　田中瞳アナと足湯中（ここでもお湯を飲んでます）