きょうもてづくり

2005/10/23(日)21:08

最後のステージ

わたしのこと(62)

今日は秋の合唱祭があって、歌ってきました。 合唱暦は中学からで、途中中断しながら20年ほど。旦那とも今の合唱団で知り合って結婚して、なんだかんだいいながら歌ってきました。 でも、最近、仕事で気疲れすることも多くなって、仕事から帰って、晩御飯作って、旦那に子ども預けて練習するのも少々辛くなってきました。 そういう状況で、歌の練習ができる時間もあるのに、練習しなかったりするようになってきて、自分自身の中で歌を歌うのが少々辛く感じるようになってきました。 今いる団の居心地は良くて、違う団に入ったりすることは全く考えなかったんだけど、「歌が好き」といえなくなってきてしまって。 9月に会った定期演奏会の少し前から、切りのいいところでやめよう、と思い始めました。 団の中でマネージャーとして雑用係などをしているので、その引継ぎで年内いっぱいくらいは練習に出るけど、ステージとしては今日が最後。 楽屋で楽譜を開いて最後の確認をしたり、貴重品を預かってロッカーに入れたり、楽屋で出演準備をしているみんなに「いどうしま~す」と声を掛けたり、やっていることはいつもと同じ。 歌う前に円陣組んじゃううちのパート。今日はパートリーダーが仕事でお休みだったので、パートマネージャーの計らいで、代わりに私がエンジンの声掛け係。 「休みの人はたくさんいるけど、今日いるメンバーでベストの演奏をしよう!」と一声。 舞台裏から見るステージのまぶしさが好きでした。 最後のステージは木下牧子の「鴎」。 「つひに自由は彼らのものだ」という歌詞が、自分自身も自由に向かって動いていくような感じにも似て、いつになく、のびのびと歌わせてもらえました。 まだしばらくは、団のみんなと過ごす時間があるので、 大事な仲間との時間を大切にしていきたいな、と思いました。 いつか、また歌いたくなる日を信じて。

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