【ネタバレ有り】チェンソーマンの好きなシーン・1
チェンソーマン 全巻セット(1-11巻) (ジャンプコミックス) [ 藤本 タツキ ]1・対魔2課の皆様の訓練施設での死にっぷり強敵・爆弾の悪魔が傷付いたデンジを追って対魔2課の訓練施設に辿り着く。迎え撃つ対魔2課と爆弾魔との死闘が始まる。私は、HUNTER×HUNTERで言うところの「ウヴォーギン対陰獣」呪術廻戦で言うところの「真希さん対躯倶留隊、炳」と言った「一見強そうな人たちが出てくるけど圧倒的暴力に倒される」シーンに目がないのですね。呪術廻戦 17 (ジャンプコミックス) [ 芥見 下々 ]というのはいつか私もこんな風に圧倒的暴力に立ち向かうもあっさり散っていけたらという願望のようなものもあるように思います。チェンソーマン第6巻に出てくる対魔2課の皆様も早川アキの先輩の野茂さんや心臓や腸にカビを生やすというすごい尖った能力を持った加藤や田辺。すごいイケメンの副隊長など個性派ぞろいの強者が沢山いたものの見事な散り様でした。チェンソーマン第6巻より引用。チェンソーマン 6 (ジャンプコミックス) [ 藤本 タツキ ]死地に身を置きながらにしても軽口を叩けるメンタルに相当な鍛錬を重ねたことがうかがい知れます。最高にクールな本当の強者です。私にとって非常に痺れたコマの一つでした。2・マキマさんの能力初披露ミステリアスな女性「マキマ」彼女はチェンソーマンの物語の鍵を握る人物でもあります。そんな彼女の肩書は公安対魔特異4課のリーダーであり内閣官房長官直属のデビルハンターです。デンジを翻弄し早川アキをも魅了するスーツ姿がべらぼうに格好良いマキマさん。(あぁ、マキマさん。マキマさんになら殺されても良い。)・・・・と思う読者も結構いるのではなかろうか。【25日24時間限定!エントリーでP最大26.5倍】【中古】雑貨 マキマ キャラクター大判タオル 「チェンソーマン」一方で公安に所属する悪魔たちからは恐れられる存在でもあるマキマさん。謎多きそのマキマさんが初めて披露した能力とは。その技を使うには前段で準備が必要でした。法務省から終身刑以上の犯罪者を30人ほど借りてくること。そして近くにあるできるだけ標高が高い神社を貸切ること。チェンソーマン4巻より引用。チェンソーマン 4 (ジャンプコミックス) [ 藤本 タツキ ]そして技を発動するに当たっては↑のようにマキマさん以外の人間全員に目隠しをさせます。すごく異様な感じですよね。マキマさんは内閣官房長官直属のデビルハンターなので一端のデビルハンターでは契約している悪魔を知ることが許されないので公安の仲間にすら目隠しをさせています。一体どんな悪魔なのか・・・。お・・・恐ろしい。まずは白装束を着た終身刑の人間に標的の名前を言わせます。するとマキマさんは印を結ぶみたいなことをします。すると遠くにいるその名前の者がきゅううううううぐしゃっっ!てなって文字通り圧死します。服だけを残して原型がなくなるくらいぺちゃんこ血らだけです。マキマさんは京都で技を使ったのですが東京で人がばしばし死んでました。もう射程範囲日本国内全部ですよ。無茶苦茶な強さです。ただね、その名前をマキマさんに言わされた終身刑の方々もばしばし倒れていきます。あれ、マキマさんこれ、技を発動するためにこの人たちも死・・・・。標的を殺すために終身刑の人の命も・・・マキマさんて人の命など毛ほどにしか思っていな・・・・それでも好きだ!マキマさん!となった名シーンでした。3・爆弾の悪魔 レゼの最期ソ連がスパイとして国家に尽くすために育て上げられた孤独な少女、レゼ。デンジとの壮絶な戦いに敗れたもののレゼに恋心を抱くデンジによって蘇らせられ一緒に逃げようと提案されます。【新品】チェンソーマン クッション レゼしかし、レゼはデンジの首をゴキってやってその提案を拒否して立ち去ります。しかしデンジはレゼの背中に向かって「今日の昼に・・・!あのカフェで待ってるから!」と叫びます。あのカフェとはレゼとデンジにとっての思い出の場所です。レゼは一人、逃げるために山形行きの新幹線をホームにて待ちますが、到着した新幹線には乗りませんでした。踵を返してレジが向かった先は・・・。チェンソーマン6巻より引用。チェンソーマン 6 (ジャンプコミックス) [ 藤本 タツキ ]黙々と歩くレゼ。薄暗い路地を抜けると「あのカフェ」が見えてきます。その瞬間、レゼの表情から希望というものが見えます。もうすぐデンジに会える・・!しかし、待ち受けていたのはマキマさんと天使の悪魔エンジェルでした。暗い路地から抜け出せず、とうとうデンジに会うことなくレゼの「初恋」は終わりを告げました。なんとも切なく哀しい話ですが映画のように美しいシーンでした。心を育てるせかいむかしばなし(8) 町のネズミと田舎のネズミ・旅人とクマほか [朗読CD] (<CD>)4・岸辺の恋心デンジを捕らえるために中国から来日したデビルハンター「クァンシ」。【25日24時間限定!エントリーでP最大26.5倍】【中古】ポストカード クァンシ&ピンツイ&ツギハギ 「チェンソーマン ギラギラポストカードコレクション」彼女はデンジと同じく悪魔の力を宿した人間で4人の魔人を侍らせています。(ハーレム状態です。)【25日24時間限定!エントリーでP最大26.5倍】【中古】マグカップ・湯のみ 集合(クァンシと魔人たち/ホテル) 「チェンソーマン アートコースター」彼女は最強の近接戦闘能力を誇るのですが眼帯に隠された矢を抜き取ることで矢の悪魔のような姿に変身できます。彼女は元はデンジを狙っていたものの彼女の魔人がやられた仇討ちもあって闇の力を得た「サンタクロース」を倒すためにデンジと共闘しました。サンタクロースを倒した後はクァンシは共闘の終わりを告げてデンジの首を刎ねてしまいます。(デンジは不死身なのでそれくらいでは死にません)デンジの首を刎ねたクァンシの先に待つのはまたしてもマキマさん。そして公安対魔特異1課所属の最強のデビルハンターでもある50歳を過ぎた熟練の「岸辺」もまた待ちます。岸辺とクァンシは数十年前はバディを組んでいた同僚同士でした。岸辺は年齢相応になっているもののクァンシは悪魔の能力のせいか若く美しいままです。マキマさんが戦闘状態に入るために悪魔を見てはならない岸辺は目隠しをします。彼女が愛する魔人を守るために命乞いをするクァンシの首をあっさりと刎ねるマキマさん。目隠しをする岸辺にも血しぶきが掛かります。全てが終わり後輩に目隠しは取らないのかと聞かれるも拒否する岸辺。チェンソーマン8巻より引用。チェンソーマン 8 (ジャンプコミックス) [ 藤本 タツキ ]8巻の巻末で明かされますが岸辺はクァンシにずっと恋心を抱いており9年に渡って告白してはぶん殴られるという関係が続いていました。目隠しを取った先にあるのは愛する人の亡骸。何も見たくないという岸辺の悲しすぎる恋の終わりでした。そんなクァンシと岸辺が数十年ぶりの再会を果たした時に遡りましょう。密かに最強のマキマを殺す計画を算段していた岸辺。彼はマキマに悟られないよう筆談でクァンシに協力を仰ぎます。そんな岸辺を断った際に発したクァンシのセリフ。「この世でハッピーに生きるコツ無知で馬鹿のまま生きる事。岸辺てめえは大人しく首輪つけときな。元バディからのアドバイス。」立場的には敵同士ですが年老いた岸辺を気遣っているクァンシの優しさが垣間見えた瞬間でした。番外編1番笑ったシーン。痛くて死にそ~って思いながら俺のこんがらがった脳みそでよォ~く思い返してみたんだけどよ~俺が知り合う女がさあ!!全員オレん事殺そうとしてんだけど!!チェンソーマン第6巻より引用。チェンソーマン 6 (ジャンプコミックス) [ 藤本 タツキ ]というデンジの魂の叫び。