2006/11/29(水)00:40
収集家ではないけれど
仕事が6時ころには終わったので、東京駅近くの大型書店にでかける。新聞広告でちょっと気を惹かれた新書を確認しようと思ったのだ。ところが、立ち読みしてみてどうもイメージが違ったので購入は見送る。
その脇に、気になっていた別の新書の帯に「サイン本」という紙がかかっているのを発見、著者サイン入りなら買ってみようと即決する。
別のフロアでは、小川洋子さんのサイン会が行われていた。署名を終えると相手の顔を見て微笑む様子がとても好ましかった。以前にも書いた記憶があるが、仏頂面で全く目を上げない女性の直木賞作家を見たことがあって、違和感を感じたものだ。もっとも、今日は小川さんのサインはもらわなかったけれど…。
サイン本を特に収集しているわけではないのだけれど、買おうと思っている本にサイン本があるならばそちらを選ぶ、というようなことをしているうちに、手元には結構な人数の作家の署名本が集まってきている。署名にもいろいろな工夫がされているものも多く、人となりが表れるところもあって、比べてみるとなかなか面白いものだと思う。