320738 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

ねーさんの独り言

ねーさんの独り言

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

プロフィール

飯島あきら

飯島あきら

カレンダー

フリーページ

2007年11月01日
XML
カテゴリ:読書


心映えの記改版

 

著者は太宰治の娘である太田治子さん。文庫のカバー裏にあるご本人の写真を見るとお父さんの太宰治さんの面影が・・

今年60才を迎えられるようですね。

本書は、太田さんが母親の静子さんへの想いを綴ったものです。

太田静子さんと言えば太宰治さんの愛人で、太宰さんとの間にできた治子さんのことを太宰さんが、とてもよろこんで太宰治の「治」という字を名前に使って欲しいと言ったということくらいしか知りませんでした。

治子さんは、母である静子さんとの思い出を読みやすく文章にしています。自分の容姿を気にしていたせいで母に「心映えが悪い」と言われたことから書き出しています。

肝臓を悪くして手術をしたら10年生きられると言われたのに、手術はうまくいかなかったようでわずか一週間後に母静子さんは亡くなってしまいます。

その後、母親のことを書きたいが、なかなか書けなかった時期があり司馬遼太郎さんの奥さんであるみどりさんに励まされて一年間の連載を続けたのだそうです。

「結婚、結婚」と言っていた静子さんの様子では、私の母を思い出し、二人のやりとりも私と私の母に起こりそうだと思いました(笑)。

20年も前に書かれていますが、今読んでも「わかるなあ」という感じを受けます。

よい本でした。購入から読破まで2年くらい経ってしまいましたが・・

と書いてましたが、太田静子さんは、あの「斜陽」の主人公のモデルになった方だったのですね。斜陽を読んだのもだいぶ昔なので、すっかり忘れていました・・






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007年11月07日 00時13分38秒
コメント(0) | コメントを書く
[読書] カテゴリの最新記事


バックナンバー

・2024年11月
・2024年10月
・2024年09月

日記/記事の投稿

ニューストピックス

キーワードサーチ

▼キーワード検索

お気に入りブログ

団子屋のページ 団子屋3916さん
Fuzzyな見たり読んだ… ファニーfuzzyさん
ななこのくつろぎカ… 〜ななこ〜さん
吉日ヒロコ☆Happy ho… 吉日ヒロコさん
大安ケイコ・ハッピ… 大安ケイコさん

コメント新着

大漁丸@ Re:断捨離!(11/13) 断捨離大事ですね。自分は2か月ほど前に終…
ジェニファー234@ Re:あけましておめでとうございます。(01/05) 明けましておめでとうございます。 足跡…
飯島あきら@ じゅんすけ♪さん >かなりご無沙汰しております。お元気で…

© Rakuten Group, Inc.
X