七面山と親七面
2008年12月31日から、2009年1月1日にかけて、山梨の七面山登山してきたが、この登山にはもうひとつ目的があった。七面大明神には、親七面さまがいらっさるときいたからだ。ナニがどうしてこーなったかはイタイ話なので置いといて( ・ ・ )//三■除夜の鐘のあと、お寺の待合室で数人とお酒を飲みながら一時間くらい話し、二時間ほど仮眠して朝の勤行4時。二時間の正座は痺れました。初日の出を観るために6時40分くらいに、敬慎院を出発。院をでて10Mほど先、すぐ近く右手に上にあがる階段があり、そこを登っていくと目の前に富士山が控えていた。すでに宿泊客は手に手にカメラをもってご来光を待っていた。いざご来光!とここまでが前回のつづき。1/2にかいたのだからすでに10日は経っている(^^;)。で、ご来光のあとは朝食だったが、私は親七面さまのことをお寺の方が知ってるか行きかたや、この時期路面が凍結してないか、などを聞こうと受付に。おもったより時間がかかり、8時近くになってから宿泊部屋にもどったら、皆さん食事はすでにおわって、出立したり、お膳も片付けられようとしていた。一膳だけ手がつけられていないので、誰のか聞いていたWさんに、あわてて「ハイハイ!それ私のです!」と手をあげて食事にありついた。ありがとうございますとお礼をいいながら食べて、実は親七面さまのことを聞いていたんですよ、と話すと七面さまに親ってはじめて聞いた、と、何人かが興味をもってくれ、一緒に同行することになった。同行がきまったらそのあとは強行軍(^^;)。途中、お万の滝で知り合った女性とすれちがって挨拶をかわしながら、4時間はかかって下山。1の池、2の池は立ち寄ったが、敬慎院の頂上片道50分の3の池だけは行けなかった。影向石を祝詞をとなえながら7回ぐるぐるまわって写真も撮ってきました。ぶっとい注連縄が張り巡らされ、迫力の岩石です。ヒザもガクガク、39町目あたりがいっちゃんきついかも。19丁目の安住坊ではお坊さんがコーヒーを淹れてくれ、昆布をかじりながら一服。樹齢ウン年の栃の木もみてきました。下山すると、タクシー会社に車をあずけているというので、親七面堂への行き方をしってる人がいるかをたづねたが、あいにく今日はお休みとのこと。おもいっきりアンタ運がわるいね!といわれるが(^^;)、なんとかなるだろうと気にしない。今回のパターンは、同行予定だった人が風邪ひいてキャンセルしたりとかで、きっと最終的には私ひとりでいくことになるだろうからとおもっていたのだった。お土産屋さんにも聞いてみると、お山への行き方をしっているというか定期的に宅配している方がいたので詳しく教えていただいた。また、同行してくれたWさんがすごい乗り気で聞いてきてやるよ!と買って出て運転までして一緒に参拝することになったのだ。おどろいたことに親七面堂への参拝の後、駅まで送ってくれるという神業?!までしてくださった。もう会うこともないとおもうけど、楽しかったと握手でお別れ。本当にどうもありがとうございました!!しかも!同行のお礼にと、ささやか~なお礼として。下山したお土産屋さんで買ってプレゼントしたはずの「わさび辛ミソ」を、そっとカバンにもどしていたり。Wさん、心にのこることをしてくれるじゃないか!と感動してしまいました。このあと長野の田舎行き電車に乗りながら、また七面山にのぼってみんなでお酒でも飲みたいなあとおもった。……で、親七面さまはどうだったかって?いろいろ 聞いて お礼もしてきました(^^;)。祝詞(表の歌 と 裏の歌)あげたりしただけで、ふしぎ~なことは、多分、ワタシャ、今回は して ない、よ?きっと。