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カテゴリ:塾の日常
新中1に対する負の数の導入が徐々に進んできた。この時期のかれらの答案を採点する際には、細心の注意を必要とする。マイナスの記号に親しみのない彼らは、マイナスのない数字に違和感を覚えないため、いとも簡単にマイナス記号を書くのを忘れてしまう。
3年生ともなると、こちらがマイナスの付け忘れを見逃しても、自分たちで気づいて申告してくる。しかし1年生は、この時期にマイナスの付け忘れを見逃すと、自分で気づくことはなく、悪い癖をつけてしまうことになる。絶対に見逃せない。 というわけで、目が痛いのです。。 ところで、かれらはマイナスの記号を習ったことで、世界の広がりを感じているだろうか。 マイナス記号の導入。すなわち抽象概念の導入。かれらが具象世界を離れ、抽象の世界で思う存分思考を楽しめるように、 この時期、私たち教育者は授業の工夫をし、頑張らなければならない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.04.20 23:02:08
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