2008/01/24(木)07:31
子どもの筆記具(シャーペン禁止)2
一つ前の記事で書いた内容は
私の塾講師としての経験則から述べたもので
不安を感じてきたので、調べてみました。
以下、覚書
・子どもの骨は未発達(12歳くらいで完成)で
また、手や指の動きの習熟度が低いため
大人のような筆圧コントロールは
難しい。
したがって、芯の折れやすいシャーペンは適さない。
鉛筆であっても小さな筆圧でも濃くかける2Bなどが
望ましい。
・鉛筆の望ましい角度は紙に対して45~60度といわれる。
シャーペンは少し角度が大きく60度程度、
ボールペン、マジックなどは70度以上。
またシャーペンは芯を折らないように、芯の出す量を
少なくすると、さらに角度を大きくして持たなければ
ならない。
・子どもに早くからボールペン、マジック、
フェルトペンを持たせると、筆記具を立ててもつ
癖がついてしまう。
・鉛筆を削る道具によっても、鉛筆を持つ
角度や持ち方が変わる。一般的に電動鉛筆削りは
削られる部分が大きく、子どもの小さな手には適さない。
・筆記具の持ち方がどうこうというよりも
それに伴う筆記の疲労度、姿勢の悪さからくる
様々な子どもへの影響のほうが問題。
他にもいろいろあったが、意外に私の経験則と
同じで安心した。
そういえば、私もシャーペン使いたくて
使ったものの最初は芯を折ってばかりいたっけ。
それで、親に無理言って当時は珍しかった芯ホルダー↓
これが格好いいと思って、買ってもらった記憶があります。
重くて疲れるので、これも使わなくなりましたが・・。
もっと詳しく知りたい人はいろいろ見て回った中で
以下の3つのHPが詳しかったので参考にしてください。
押木教授(上越教育大学)のHP
桂風庵(書道教室)のHP
札幌の小学校教師ヨコさんのHP