松阪市の学習塾・双葉

2009/10/24(土)00:48

教科書傍用問題集

高校生むけの勉強方法(9)

中学生の授業が終わったあたりで 大川先輩が麻雀マットを借りにやってきた。 なんでも明日から泊りがけのゴルフコンペで 夜は麻雀をやるらしい。 横の教室では高1が「4STEP」を もくもくとやっている。 毎度のことだが、これが厄介。 高校生はともすると教科書傍用問題集に走る。 (面倒なので、以下、教科書傍用問題集を 「傍」と表記) 「傍」を塾の授業時間に持ち込まれると困るのだ。 この生徒には普段は違う問題集をやらせている。 だが、中間・期末のときに「傍」を 許可すると、それをきっかけに次から いたく当然かのように、塾に来るなり「傍」を 開く生徒が毎年出てくる。 今日はあえて放っておいた。 一度だけ質問があったが、案の定 その後は何の質問もなく、ひたすら解いている。 これは当たり前のことで、「傍」は 同じような問題ばかりがずぅっと並んでいる。 基礎演習用だから当たり前なのだが そうすると、一度理解した後も ずぅっと「計算」を続けることになる。 思考せずに、一度やったものをなぞらえて 解いているだけだから、そんなものは ただの計算練習に過ぎない。 このせいで、貴重な授業時間が自習時間に 成り下がる。 学習時間=塾での勉強時間であるような場合なら それでも構わない部分もあるのだが 残念ながら、この生徒は週3回(9時間)の 通塾でしかない。 しかも数学は週1回しかやっていない。 その時間に家庭学習の延長をやられたのでは 塾に来ている意味が無い。 挙句にいつぞやの生徒のように 塾でやらなくても家でできるからやめます。 なんていう勘違い発言が出てくる。 という話を大川先輩にぐちっていたら 聞こえていたのかどうなのか、次に見にいったら 違う問題集をやっていた。 まぁ聞こえるように愚痴ってたわけです。 ちなみに一昔前のうちの高校生たちは 授業のあるなし関わらず、毎日塾に来てたので 授業以外は好きなことやらせてましたがね。

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