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カテゴリ:合宿
夕食が大幅に遅れた(25時半スタート)にも関わらず 大学生スタッフと高校生リーダーが 楽しそうに談笑しながら一番最後までご飯を食べている。 何やら明日の予定について話しているようだ。 遠すぎてよく聞こえない。 また、大量の残り物を無理にでも食べよう、 食べさせようとしていた。 「早飯早糞芸のうち」という。 健康によいとか悪いとかそういう話は置いておいて 食事のスピードを上げられることは 時として必要なように思う。 無理にでも食事を摂る。 体育会系の部活合宿でよく見られる光景である。 体育会系の彼女はきっとその先入観があったのだろう。 自分たちが作ったものを残したくなかったのかもしれない。 その気持ちはよくわかる。 しかし、体育会系で食事の量を強制するのは トレーニングで消費した以上のエネルギーをとらなければ 身体が成長せず、そもそも食べないと 次の日の練習でぶったおれるという話で 塾の合宿にはまったく関係がない。 むしろ体育会系でない者は大量の食事を摂ることに 馴れていないので腹をこわすのがおちだ。 余談だが たとえ体育会系で身体を作るという趣旨であっても 個々の運動強度や身体の成長度合いも考えず またメニューの吟味もなく 「とにかく食べろ」という指導は私は嫌いだ。 食べても吐いているんじゃ意味が無い。 身長180の選手と、身長160の選手に 同じ量の食事を強制すれば、身長160の選手は 身体が作られるのではなく、体重増加によって 膝を壊して選手生命が縮むだけだ。 必要なのは 空腹の状態でトレーニングを行わないこと 成長期の子どもにはカルシウムを摂らせること 筋肉をつけたいのであればウェイトトレーニング後 2時間以内に良質のたんぱく質を補うこと たんぱく質は一度に吸収できる量が少ないので こまめに摂ること 何か他にあったっけ・・・。 まぁ余談だからいいか。 ということで余談がずいぶん長くなったが 要は、大学生スタッフと高校生リーダーまとめて 叱り飛ばされました。 その私の迫力に他の子たちもびっくりしたのか 夕食の片付けのてきぱきとしていたことといったら・・・。 その速度で片付けられるんだったら いやその速度だと雑すぎるから その速度の70%で普段から片付けられれば・・・と思いました。 さらに余談ですが 高校生リーダーさんと大学生スタッフさんは 私から見て一番下座で合宿中ずっと食事をとっておられました。 食事のときくらいリラックスしたい(好意的にとらえて) または、私が嫌い(悲観的にとらえて)ということなんでしょうが 風習として良い悪いは置いておいて 上座から下座まで役職や血縁関係の序列で並んで 食事を摂ることにもそれなりに意味があります。 意味があるから風習として残っているわけです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.08.28 15:37:31
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