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2015.11.26
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カテゴリ:英語
equipment,general,sake,transcendent,ambiguous,ingredient,scope,allay,trivial,instinct,responsibility,consequence,

これは国立病院機構・九州グループ 27年度入試英語の中で、私が今教えている生徒がわからなかった英単語だ。


Your trying to deal with him alone, for my sake, is insane.

He's the one responsible for my mom and dad's divorce.

The telescope you gave me for my birthday will be featured as an important item.

While this saying appears rather profound and deep at first, isn't it shockingly trivial?

そして、これは今日私が暇なのでたまたま見ていたある動画(21分55秒)の中で出てきた会話の一部だ。

確率として4/13の出現率だ。

この動画のシリーズは現在41話に達しているので、最初からチェックしていけば彼女が知らなかった英単語のカバー率はもっと高くなると思われる。

なぜこうなるのか。

それはよほど高度な会話や文章でない限り、使われる言葉は限られているからだ。
日常会話で使われる語彙数で大体5000語~10000語だ。
一般人の知悉語彙数はおもっているほど多くない。→以前書いた語彙力の記事(自分の知悉語彙数も測れます)
5000語と言っても、実際に頻繁に使われる言葉はさらに絞られる。
だからこそ市販されているほんの2000語程度の英単語問題集でも、「センター試験カバー率90%以上」というようなウリ文句が成立するわけだ。

ひいては、会話では語彙数が増えないということも言える。
身近に自分をはるかに上回る語彙数をもつ人がいて、その人が自分の成長に合わせて会話を高度にしていってくれるというような有難い状況、または自分の成長に応じて周囲の友人関係が理想的に変わっていってくれるといった状況は、よほど高い意識をもって自らそうなるように行動しないかぎりそうそう望めるものではないからだ。
むしろ「類は友を呼ぶ」この言葉通り、高校に進もうが、大学に進もうが、自分と話が合う人としか話さない人は多い。それでは話す内容も使われる言葉も高度化しようがない。

世の中には、「マジ」「やばい」「うざい」だけで会話が成立しているケースもある。
これはこれで、わざとやっているのであれば、相手の使う言葉をオウム返しに使うことで、相手の心をつかむ高等テクニックだったりするのだが、同じことでも無意識で行っている単なる同調、なれあい、仲間意識だとすれば哀れである。



さて、本題に入る。

単語を覚えていくのに一番の王道は、本を読むことだ。
受験勉強として、現代文、古文、英文、なんでもよい、言語を勉強していると、どうしてもお互いに関連のない(長文という名前の)短い文をいくつも読むことになる。これはこれでいろんな分野の語彙を増やすという目的では多少なりとも意味はあるのだが、そういう受験的ないやらしいことを考えないのであれば、語彙を増やすには本を1冊読破したほうがよい。

1冊の本は、ひとつのテーマをずっと追いかける。
必然的に必要とされる言葉は何度でも繰り返し登場する。
それらを覚えていかないかぎり読み続けること自体が難しい。
だから読書が嫌いになるという副作用もないわけではないが、だからこそテーマという関連性、文脈という関連性、文例という関連性をもっていくつもの単語がインプットされる。
英単語を単語帳で棒暗記しているのとはわけが違う。
その単語の周辺知識を伴った、自分の中にイメージを持った言葉として、生きた知識としてインプットされる。
これが読書によって言葉数を増やしていく最大のメリットだ。


なおかつ、読書は否応なしに記憶力を鍛える。

私は高校生時代の友人に「グイン・サーガ」というその後100冊をゆうに超えてしまう小説を勧められて読み始めた。登場人物は何人なのだろう。ざっとでも数え上げられないほどに出てくるのだが、困ったことに初めの方の巻に出てきた登場人物が後半でひょっこりとまた登場する。忘れている場合じゃないのだ。忘れてしまうと、最初から読みなおしてその人物が出てくるシーンを探さなければならない。

これは極端な例だが、多かれ少なかれ読書というものは内容を忘れるということを読者に許さない。
それはストレスではあるが、ストレスがかかっていなければもともと人は物を覚えないのだからそれは仕方ないことなのだ。
少なくとも受験が近づいて、否応なしに今日中に200語覚えなさいだとか今月中にこの単語帳を一冊覚えなさいと強要されるストレスに比すれば、読書によるストレスは本来低いはずなのだ。

さて、現代文、古文であれば、1冊読書をすることはそれほど難しくもない。
だが、英語となると、自分の興味に合い、なおかつ自分の今の言語レベルにあった本を探すのは多分難しい。

そこで英語の場合、オススメしたいのが海外ドラマなのだ。(Illegalかどうかグレーゾーンなものであれば、他にもっとオススメしたいものもあるのだが・・・。ヒント:「のだめカンタービレ」において、のだめちゃんがフランス語を習得した方法)
1話毎は30分ほどでさほど苦痛になるような長時間ではなく、それでいて海外ドラマは人気が高ければシーズンいくつというように、話数が多い。
英単語の学習にはもってこいなのだ。
字幕を英語にして、音声を日本語にして繰り返して見れば、某スピードラーニングなんて必要ない。最終的に字幕、音声ともに英語で内容がわかるところまでいけばかなりヒアリングの能力はあがっているはずだ。

ちなみに私は今は「The walking dead」を見ている。
ガンファイトに関連するようなヴァイオレンスな英単語ばかり覚えるはめになっているが、それはそれで良い。どのみち日本語の語彙にしても、その人が生まれてから興味をもって、あるいは否応なしに周囲の影響で、見てきた、聞いてきた、読んできた物に影響される。

最後に、大事なことなのだが、ここで述べたことは学習法として王道ということであって、受験が押し迫って来た時にする勉強の方法としてはおすすめできない。
だからこそ、受験を意識せずに済む時期に読書をしたり映画を観たりすることは大切だと思う。
もっと言えば、受験を意識せずに日々是学習であることが望ましい。





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Last updated  2015.11.27 02:46:08
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