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カテゴリ:英語
私は基本的に英単語プリントを始めとする暗記プリントは打たない。
一語一訳で丸暗記されるのが嫌だということと、プリント形式ではどうしても配列で覚えてくる子が出てくるのを避けたい。 これを避けようと思うとれいめい塾頭のように、身を削って何パターンものプリントを作らなければならなくなる。 本当に中山先生のプリント作りにかける熱量には頭が下がる。 私にはそこまでの保有カロリーがない。私は基本的にいい加減なのだ。 そこで、時間はかかるが、英単語は英文の中で自然に、ただし意識的に覚えていくことを推奨している。 こちらのほうが大学受験レベル止まりを想定しない場合、最終到達点は高い。 そもそも私自体が単語のイメージは知っていても訳をよく知らないという理由もある。 「英単語の辞書的意味はあんまり知らないよ」とは事あるごとに生徒には言っている。 「逆に私がぱっと訳を言える英単語は必須中の必須英単語だから、絶対に覚えないとダメだよ」とも。 昨年れいめい塾で社会人の看護学校受験生を教えたが、横で解説を聞いていた高校生に「先生、本当に英単語覚えてないんですね。それでどうして訳せるんですか。」と笑われた。 けれども、当塾でも教鞭をとってもらっていた通訳を本業にしている人も、「あれ、これ日本語でいうと何になるの?」としょっちゅう言っていたから、それでいいのだと思っている。 残念ながら、こういった本質的な学習方法が通用しなくなりそうな改訂が行われる予定で、ますます私の指導方法は受験勉強向きではなくなっていく。本気で廃業してやろうかと思ったりもする。 それはさておき、今年も看護学校を受ける社会人を教えているのだが、受験予定校の一つである松阪看護では発音・アクセントがでる。私の独学のいい加減かつ、間違っていても気にしない発音(正確に言うと、発音以外でも、自分が正しいと思って覚えていることは、そのことで不都合が起こったり、間違いであることが判明するまでは正しいというスタンスで全てにあたることを旨としている。だいたいが痛い目や恥ずかしい目にあってから直すはめになる)では申し訳ないので、久しぶりにp-studyの稼働とあいなった。 p-studyシステムは、使い方次第では非常に良い学習ソフトとなる。 英単語を全て発音してくれるし、市販問題集に付属しているCDの音声を読みこませることもできる。 問題をランダムで出題させることもできるし、忘却曲線に合わせた復習機能も付いている。 ただ、最初から問題集もついているが、こちらはあまり使いものにならないので、ソフトに入れる問題集は全て自作している。これがプリントを作るのより面倒くさいのが難点だ。 ということで、本日やったアクセント問題32問を2時間ほどかけてソフトに打ち込んだ。 明日から稼働させる。 英単語学習ソフト「p-studyシステム」に興味のある方はコチラからどうぞ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.08.10 01:34:33
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