松阪市の学習塾・双葉

2020/05/25(月)02:07

新型コロナについて

時事問題(高校入試用)(15)

こういう平常ではないときにこそ いろんなことがわかるから、周りの大人、施設、行政、そういうものを ちゃんと観察しときなさいと子どもたちに言っておいた。 個人的には、地方自治体ごとの対応策の違いに興味をひかれていた。 例えば 松阪市の「テイクアウト支援商品券」と四日市市の「さきめし券プロジェクト」 松阪市の場合、75000世帯×2000円=1億5千万の効果 このうち半分を市が負担する。 ただ、これは使われなければ紙屑となるし、個人的感想を言えば使うのが面倒くさいから 使わないと思う。周りからも同じような声もちらほら聞こえてくる。 なぜなら、​先日、記事にしたサイト​が見つかるまで、商工会議所が発表する店舗一覧を見ても、どれが何のお店なのかすらわからなくて、正直呆れていたということもあるし、テイクアウトしなくても現状イートインできる状態に戻りつつあるということもある。 できれば、事後にどの程度使われたのか、どれくらいの経済効果があったのか公表してほしいと思っている。 また、外食自粛ということはわかるが、テイクアウトできるお店だけを支援するものなので テイクアウトできない形態のお店、テイクアウトに移行する費用すら捻出できないお店は どうすればいいのかという問題点もあるように思う。 ちなみに松阪市公式ツイッターではこの企画について、一度つぶやかれたきりである。 かたや、四日市市の場合、クラウドファンディングという形をとったので、資金調達は全国からだ。 まだクラウドファンディングは終了していないが、すでに2億1千万をこえるお金が集まっている。 クラウドファンディングの選択肢には、先めし券の付いていない純粋な寄付もあるが、それだけでも700万近い。 主催者の公表では、ここから一店舗当たり75万円と、割り増し分40%の30万円が支援金として 配布されるそうだ。テイクアウトに限定もしていないので、情報さえつかんでいれば、原則誰でも参加できた形だ。 ツイッターに関しては、こちらは専用のツイッターアカウントを作り、公式ツイッターとしては珍しく、一般の方がリツイートなどして拡散すれば、きちんとリプライを返している。 こにゅうどうくんもアイキャッチとして、しっかり活躍していた。 若干の個人的感情は入ったが、どちらが良いとか何が言いたいということではない。 ただ、観測していた結果、こうだったということである。 そして、子供たちに伝えたのは、商工会とか市役所っていうのはね、君たちや君たちの友達が 20年後、30年後に主役として居るところなんだよ?っていうこと。 つまり、君たちがしっかりしないとねっていうこと。

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