政経の予習をしていたら
私は、今れいめい塾で政経の授業を受け持っている。さすがに政経はまともに学んだこともないので、他の科目以上に詐欺なわけで、予習しないととてもじゃないけれど解説できない(笑)ということで、さきほどの記事を上げた後、水曜日の授業の予習をしていた。そうすると「ジニ係数」なるものがでてきて「なんじゃこりゃ?」となった。問題自体は特に難しいわけではない。、ジニ係数とは所得分配の格差を表す係数だという解説もついている。だから解くのに苦労するわけでもなかったのだが、気になったのはアメリカの所得格差だ。最近、日本は「格差社会だ」と喧しい。私も、一億総中流などという感覚はない。ところが、このジニ係数に関する問題のグラフでは、ダントツでアメリカの格差がひどい。調べてみたらこんな記事を発見して納得した次第。参照)→日本顔負け。アメリカの「超学歴社会」特に気になった部分を引用しておく。「1960年代の初め、アメリカの大学進学率は約10%だった。それが、半世紀後の今は50%を軽く超えている。しかし、フィスクの格付けから見ると、今でも本当の進学率は10%と考えられる。なぜなら、50-10=40で40%の学生は、じつは大学とは呼べないフィスクの「三つ星」以下の大学に行っているからだ。「二つ星」以下の大学の卒業生は、就職やその後のビジネスキャリアでは大きなハンデがある。同じ「大学卒」でも、学位を取った大学や大学院によって、収入が大きく変わってくるからだ。たとえば、4年制大学卒の平均初任給は、一流大学卒と最下位大学では約2倍の開きがある。これが、人気の大学院卒業資格であるMBAになると、ハーバードやMIT(マサチューセッツ工科大学)などの超一流大学MBAと州立大学MBAではもっと差が開く。」引用終わり。日本の大学進学率も同様に見れば「本当の進学率」は相当に低いと思わざるを得ない。それでも日本は大卒の初任給に格差はない。見方によってはなんともぬるい。さきほどの記事にも関係あるので、ソチラからもリンクしておいた。また、東洋経済のサイトをまともに見たのは初めてで、割に気になる記事が多かった。例えばこれが真実!「部活をやる子は勉強もできる。学歴主義が廃れる時代に子どもを育てる心得日本人はなじめない、アメリカの超学歴社会英語プアの日本人は、ますます下流化するなどなど。最後の「英語プアの~」の記事は私の意見とは真っ向から対立しているので、後でもう一度よく読んで考えてみるつもりだ。