958028 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

松阪市の学習塾・双葉

PR

全7件 (7件中 1-7件目)

1

作文方法

2016.01.09
XML
カテゴリ:作文方法
志願理由書、自己推薦書、エントリーシートの類の指導について

原則として、自分で「考え」「自己分析し」「書く」ことが大事だ。
そうすることで、自分の中の「無意識」「無自覚」と向き合うことになる。その過程が大事なのだ。
また、それは同時に面接の対策になる。

かつては、志願理由書を初め、小論文などの指導で、私が模範回答を書いていた時期もあった。
当時の塾長に頼まれたのだから仕方ない。
最後は私が模範回答を渡して覚えてもらう。テーマ1本あたり1週間は自分でも作文に取り組んでもらう。それが条件だった。

小論文入試なら、1年前から準備して出そうなテーマ30本分も模範回答を作っておけば、かなりの確率で当たる。その方法で何人も大学に送り込んだ。
ましてや、最初からテーマが開示されているケースなら楽勝だ。

もう時効だと思うが、某関関同立の推薦において、自己推薦書を提出するだけという謎入試があった。生徒は推薦書どころか絵日記でも書けるのかというレベル。自己推薦書だけが合否を左右するのならば私が書くしかない。当然受かる。

意図せず、私の作文がそのまま送られたケースもある。某県立大学の推薦入試において、高校からの生徒推薦書が必要だったことがある。某私立高校の担任が「こういうの苦手だから、塾の先生にでも一回書いてもらってみて。それを参考に書くから。」と仰られたと生徒が言うので、「はぁ?先生、仕事放棄しすぎやろ。」と文句を言いながらも作文した。生徒がそれを持っていくと「なにこれ、こんなにうまく書けない。このまま提出しよう。」となったらしい。

しかし、私が塾代表になってからは、一切、代作はしていない。
一つには、小論文入試も長きに渡り行われてきて、昔のように典型的なテーマが出にくくなったというのもある。しかし何より本人のためにならないと思うようになったからだ。最後には私が書く。それがわかっていると生徒は努力しているふり、考えているふりをする。

それでは駄目なのだ。
作文を通して自分と向き合う。ひとつのテーマについて、日々、折りに触れ、常時、考える。また、生半可なことを書く度、私につっこまれる。否定される。作文という作業を通じて、自分の中の無意識、無自覚が掘り起こされる。それはともすると、本当に私はそうしたいのか、本当にその道に向いているかという根本的な疑問にもつながる。今まで自分がいかに何も考えてなかったのかという自己否定さえも生まれる。しかし、それも含めてあらためて考える。そうすることで、その道に進もうという自覚が促される。考えるという学習の基本姿勢が生まれる。それが作文なのだと思う。

某アニメキャラクター風に言うなら

「助けないよ。力を貸すだけ。君が1人で勝手に助かるだけだよ。」
「どんなに重かろうと、それは君が背負わなければいけないものだ。他人任せにしちゃーいけないね。」

ということになる。

以前、れいめい塾のかほさん(鳥取大学獣医学部)の小論文を担当したことがある。1年近く、私の指導によくついてきてくれた。かほさんは入試が終わった後、私に礼状をくれた。

「小論文の指導を通して、双葉の壁に掲げられている「日々是学習」の意味がわかった気がします。」とあった。

塾人生の中で、ベスト10に入るほど、嬉しかった。

こちらも参考にしてください。
志願理由書の書き方
実例1
実例2






Last updated  2016.01.09 10:57:55
コメント(0) | コメントを書く


2014.12.15
カテゴリ:作文方法
以前の記事から、これで8稿目くらいだと思う。1稿目から考えると、かなり本人像がわかる作文にはなった。

私は将来、他の自動車整備士より短い時間でも、完成度の高い整備ができる自動車整備士になりたいです。幼い時からプラモデルを作ることと、自動車が好きでした。プラモデルを作っていく中で本物の自動車にふれたくなりました。プラモデルを100体以上作ったので器用さには自信があります。部活で身につけた集中力とこの器用さを活かし、自動車整備士として人の役に立ちたいです。たくさんの人々が使っている自動車を整備し、安全に乗ってもらうことで交通事故を少しでも減らし、社会に貢献したいと思っています。自動車整備士は、貴校の校訓「赤壁魂」をあらわしている職業であると思いますし、私の天職だと確信しています。自動車整備士になるために、貴校の自動車科に入り自動車の知識を学びたいです。貴校で積極的に物事に取り組み、自動車の知識と技術を自分のものにしていけるような生徒になるという強い気持ちで貴校を志望しました。


7稿目あたりで指摘した冒頭部分が、ずいぶんスッキリ整理されたなと思ったら週末に中学校で数学の先生に添削をしてもらった結果らしい。ということで、あまり何も言えなくなった。直すところがないのではなく、学校と喧嘩したくないだけだが。ちなみに学校はこの稿でGOサインとのこと。

塾としてはどうするか悩みどころ。実際工業を受ける子たちの標準レベルには達していると思う。
本人には受からんがための作文練習ならここで終わってもよいとは伝えた。






Last updated  2014.12.15 19:38:40
コメント(0) | コメントを書く
2014.12.09
カテゴリ:作文方法
作文の種類がよくわからないという人は多い。私も厳密に把握できているかは怪しいが、私なりの分類を記事にしておく。どの作文なら書けるかは、どういう思考ができるかにかかっている。書けない作文があるということは、その思考方法がとれないということでもある。
ところで、この記事を書き始めた当初は「久しぶりに一本論文でも書くか。」くらいの意気込みだったが、途中で面倒くさくなって放り投げたことを最初に謝っておく。

<会話文>
「なぁ、こんなに長い時間練習して意味あるん~?」
「疲れるだけやん~。」
「そうやよな~。」

*多くの場合、疑問、愚痴に対して同調というパターンとなる。問題解決に向かわないケースがほとんどである。


<会話文的作文>=私作文≒感想文
 私は長時間の部活動には懐疑的である。長時間の練習は疲労を増加させ、集中力を削ぐ。集中していない状態では練習の効果が上がらないだけでなく、怪我をする可能性も増すと考える。実際、松阪高校バスケットボール部の夏合宿では、合宿期間中に私以外の部員全員が倒れるという今思えば異常事態が生じていた。長時間ハードな練習をさせた結果、倒れて合宿後半に参加できないのでは、練習として問題があると思う。

*意見が見られるようになるが、「私」的視点(主観)の域を出ないことが多い。根拠も自己の体験、または周囲の体験によるものが多く、客観性がなく一般論とはなりにくい。また反論の想定もないことが多い。つまり感想文の域を出ない。
一般的なブログ記事はこのレベルで書かれることが多い。これに文章的なおもしろさを加え、文の流れにリズムをつけたものが「エッセイ・随筆」と呼ばれる。
参考)日本で一番有名な随筆=「枕草子」

本を読んでこの形で書けば読書感想文になる。

反論の想定がないゆえに、もしくは反論の想定があっても、それに対する反駁が自己体験の域を出ず、独善になりやすい。


<小論文>
 現在、多くの中学校、高校の運動部では平日のみならず、休日までも利用し長時間の練習を行っているところが多い。しかし、これは本当に練習として効果を上げているのだろうか。私にはそうは思えない。ある中学校では、学校での活動中に起きた怪我の7割が部活動によるもので、土曜日、日曜日の怪我が多い傾向にあるという調査結果が出ている。やはり休日に長時間練習そすることによって集中力が散漫になった結果だと推測することができる。
 確かに、公式大会で良い成績を残すためには、他校よりも多くの練習量をと考えるのは自然なことだ。保護者や部員からの休日指導の要請も多いと聞いている。しかし、文部科学省が出した「部活動ガイドライン」では、「大会で勝つことのみを重視し過重な練習を強いる事のないようにし、健全な心と身体を培い、豊かな人間性を育むこと」とされている。また、「生徒はまだ自分の限界、心身への影響について十分な知識や技能を持っていないことを前提に、計画的な活動により、各生徒の発達の段階、体力、習得状況などを把握し無理のない練習となるように留意する」とも述べられている。
 とすれば、部活動の指導者は、自分の指導下にある生徒の把握に努め、(面倒くさくなってきたので以下省略)

*主観(私はこう思う)だけではなく、一般的にどうであるか、データの引用など客観性が増す。反論の想定がされており、それに対する反駁がある。主張の根拠は自己の中ではなく、外に求める。


<論作文>=「小論文の客観性<自分ならこうする」

面倒くさくなってきたので作文全部省略…(笑)

小論文の内容同様、一般的には、公的にはどうなっているかを踏まえる。ただし一般論を書くものではないので、一般論(教採試験の場合なら学習指導要領の内容)を理解していることが読み取れるような形で課題の解決を目指す実践的、具体的な方策を書く。単なる感想文、単なる主観論にならないように注意しなければいけない。同様に単なる小論文にもならないようにする。
教員採用試験で課される他、最近医学部の入試でも求められるようになってきた。

*問題解決のための思考としてはこれが一番実践的である。


<論文>
面倒く …

小論文で書かれることは論文でいうと「序論」や「考察」の内容に近い。論文は、自分が調査研究したデータや結果を一般論や先行研究に加え、新たな視点を目指したもの。「私はこう思う」がスタートでしかなく、それを裏付けるデータを蓄積し、正しいか否かという結論に向かう。

この課題では、私ならどこかのバスケ部に協力をお願いし、毎日10分のシュート練習をさせるAグループと、2時間のシュート練習をさせるBグループを作り、半年後のシュート率の向上に有意な差が認められるか、練習前と練習後のシュートフォームを録画して比較することで長時間練習がかえってシュートフォームを崩すかなどの調査結果を付記する。


*論文では先行研究(同じ内容で以前にだれかがやったことがある)がある場合、同じ研究をしてもほとんど意味が無い。判断基準を世の中の常識、定義に囚われず新しい視点で切り取るという思考になる。
必ずしも問題の解決を目指す必要はない。

参考)
論作文対策
教採試験の攻略法
論作文例文






Last updated  2014.12.10 00:04:07
コメント(0) | コメントを書く
2014.12.02
カテゴリ:作文方法
生徒による第一稿

僕は幼い時から車が好きでした。小学生までは単に車がすきだったのですが、中学生に成ってからはインターネットで調べることを覚えたので車について色々調べていたら車はエンジンという物の中で爆発して、その衝撃でタイヤを動かしていることがわかったので、そのエンジンについて興味を持ちました。そして僕は、そのエンジンについてもっといろんなことを知りたいと思いました。だから僕は、○○高校に入って車の知識を学びたいとおもっています。僕は車関係の仕事につきたいです。○○高校は他の高校にくらべて就職率が高いと聞いたのでより○○高校に行きたいと思いました。僕は、トヨタと日産の車が好きなので、○○高校に入ったら、トヨタか日産の車をあつかっている会社に就職できるように毎日予習、復習をしより良い成績をとって自分の好きな会社に行けるようにしようと思っています。

<指導>
全体として自己推薦になってない。自分を褒めてない。
志望動機が弱い。なぜ○○高校なのかピンと来ない。▲▲高校ではだめなんですか?


■車…はずみ車、一輪車、大八車から自動車まである。
(補足の効く会話ではないので、あいまいな言葉を使わない。)

■「~ですが」…前置きの「が」。前置きはそれを伝えなければ相手に誤解を与えるようなときに使う。
(例)私が高校を訪れる場合
「すいません。わたくし市内で学習塾をやっている福島という者なんですが、今日こちらの教頭先生とですね…」
「~ですが」の部分がないと、一瞬で不審人物の扱いとなる。うん。

この生徒の文の場合はそうではない。そもそもこの部分あってもなくても伝わる内容が変わらない。

■「小学生までは~持ちました。」…長すぎ。次に挙げるが当然のように主述がねじれる。

■「車は~爆発して」…車は爆発しない。主語「気化したガソリンが」が、書いた本人はわかっているせいで無意識に抜け落ちたと思われる。

■「そのエンジン」…どのエンジン? 爆発したとかいうエンジン?

■「そのエンジンについて興味を持ちました。」「そのエンジンについてもっといろんなことを~」…重複、冗長

■「わからないことが増えました。」…これで終わっては、わからないことを高校生になるまで放置しておくのかと思われる。

■「○○高校に入って車の知識を学びたい」…○○高校を志望する動機としては弱すぎる。
知識は独学でも学べる。知識は「手に入れる」のではなく、与えられるものだと思っていることになる。

■「より行きたい」「より良い」…何と比較しているのか明示されていない。比較対象が明示されない場合、通常「以前より」または「現在より」となる。「(現在)より良い成績」では中学と高校の成績という厳密には比較の方法がないものを対象とすることになるのでおかしい。

■「○○高校に行きたい」「会社に行きたい」…「行く」は口語表現。

■「毎日、予習復習をし」…予習復習は本来当然のことなので、将来にたいする希望としては弱い。
むしろ、「今はしてないのか…。」と墓穴を掘っていることになりかねない。



ちなみにだからどうしろとはこの時点では言わない。
生徒はたいてい「どうすればいいんですか。」と尋ねてくるが、「それはお前が考える事やろ」で済ませる。








Last updated  2014.12.02 23:16:17
コメント(0) | コメントを書く
2014.11.30
カテゴリ:作文方法
「推薦」という言葉の意味をよく考えてください。

あなたが、友達を女の子に(彼氏候補として)紹介(推薦)するときどう話しますか。

「いやほんと、やさしいんやって。」

「こないだもさ、道端に捨て猫がおったんやけどさ~。あいつ友達に片っ端から電話して飼い主探したんやで~」

「まじあんなええやつおらんって。」
「まじおすすめやって。」

「あいつ彼氏にしたらめっちゃ大事にしてもらえるで~。」

決して「あいつまじだらしないで。部屋めっちゃ汚いわ。」とは言いませんよね。
「やさしい」とほめますよね。ただ「やさしい」と言ったところで説得力がありませんから、具体的なエピソードを通してなんとかわかってもらおうとしますよね。最後にその友達を彼氏にしたらどういう良いことがあるのか、未来について話しますよね。

自己推薦書も同じことです。自分の長所を延べ、説得力を増すために具体的なエピソード(学外活動、部活動などの実績)を入れ、将来への希望を述べます。違うのは他人を推薦するのではなく自分を推薦することだけです。


まずはかたっぱしから自分の長所を広告の裏にでも書き出してください。自己推薦書に使えるかどうかは、この時には考える必要はありません。一番である必要もありません。上には上がいるのはあたりまえで、ちょっと良い所程度でも構いません。
次に自分が高校でやりたいこと、将来やりたいことを別の紙に書き出してください。
それがおわったら2枚の紙を見比べて結び付けられるものがないか探してください。

例)長所(決して筆者の長所ではない)
やさしい。行動力がある。歴史に詳しい。手先が器用である。我慢強い。etc

例)将来やりたいこと(なぜか結婚生活)
旅行に行きたい。家事の分担をしてあげたい。大事にしたい。etc

例)結びついたもの
やさしい→一生大事にする。
歴史に詳しい。行動力がある→旅行に連れてあげられる。(史跡めぐりができる)
手先が器用である→家事を分担できる(料理ができるだろう)。

どうでしょう。
書ける気がしてきましたか。

ただし、三重県の前期選抜では志願理由書がありませんから、どうしてその高校を志願するのかという理由も必要です。


(具体的エピソードについて加筆)

例えば、あなたのもとにある女の子から彼女志願の自己推薦書が送られてきたとする。
「私はかわいいです。」という自己アピールが書いてあったとする。
あなたは信じますか。
そこに、「私はミス松阪に選ばれた経歴があります。」だとか「私は国民的美少女コンクールでフォトジェニック賞をいただきました。」と書かれていたらどうでしょう。
ドキドキしますね。すぐにでも会いたいと思うでしょう。
それが具体的なエピソード(受賞歴、数字的データ)を入れる理由です。

今、生徒が「小さい時からプラモデルを作っていて手先が器用です。」と書いてきたのですが、これも同じことで、結局「自称・器用」なのです。相手にとって説得力はありません。
この生徒に対しては、「何個作ったことがある。」と即座に聞きました。「100以上かな。」というので、その数字を入れろと指導しました。
読んだ人は「100個作ったなら下手なはずがない。不器用なはずがない。」と考えるのが自然です。これが数字(データ)の力です。








Last updated  2014.11.30 22:21:41
コメント(0) | コメントを書く
2014.11.28
カテゴリ:作文方法
先日ネット上で少し話題になったF欄大学生のレポートとされるものがある。
まずはご覧いただいて、みなさんにもチェックをお願いしたい。

レポート

参考)ワイが大学で提出レポートの評価wwwwww(原文ママ)

このレポートがネタの可能性は否定できないが、間違い方がお手本のようなので暇に任せてチェックをいれてみた。
筆者の主張の根拠がわからないのと、日本語がおかしすぎることが相まって憲法改正に賛成なのか反対なのかすらよくわからないので、内容については触れていない。

チェックしたもの

提出レポートがコピペだとバレる要因

・文章のつながりがおかしい。
・敬体、常体の使い方や、文の個性など、文体が統一されていない。
・非常に丁寧に根拠、主張が述べられている部分と、凄まじく雑な部分が混在する。
・結論部分だけが脆弱
 etc

ということで大学生の皆さん、ネット上の文章をコピペする時は気をつけてください。
大抵の場合、コピペチェッカーを使うまでもなく教授にはバレてます。






Last updated  2014.11.28 18:52:31
コメント(2) | コメントを書く
2014.11.27
カテゴリ:作文方法
ぜんけん模試の採点基準を参考にお話します。

1.字数不足
 採点対象外です。文をつくる時には、まず内容をふくらませた後、勢いで書いてしまった部分(強調などの副詞が多い)や構成上抜いてしまったほうがスッキリするところを削っていきます。ですから、当日その場で書く文ではない志願理由書などの作文では字数不足などありえません。
 なんとしてもその学校に入学したいという気持ちがあふれている人ならなおのことです。

2.誤字、脱字、判読不能の文字がある。
 誤字、脱字はなぜ減点かというと受験だからです。というと身もフタもないので、独自解説をしておきます。
 塾をやっていて感じるのが、誤字、脱字をする人は大きく2パターンに分かれるということです。まず、おっちょこちょい、つまり細かいところに神経が行き届かないとか、そもそもきちんとした文章を書く意識が希薄な子です。このパターンの子は計算ミスも多いのです。この子はいい加減に仕事をしたりミスしたりすることが多いだろうなと読む人に感じられても文句は言えません。
 2つ目のパターンは、勉強不足の子です。本人は間違っているつもりはない。きちんと調べたことがないから本当にそれで合ってると思い込んでいます。勉強不足にも程度がありますから、笑って見過ごされる場合もあるでしょうが、あまりにも誤字、脱字が多いと「本当に勉強してこなかったんだな・・・。」と思われても致し方ありません。
 判読不能な文字、これは論外です。考えてみてください。汚い字で誤字脱字だらけのラブレターをもらったらどう思うか。百年の恋も覚めるというものです。くせ字でも良いので丁寧にきちんと書いていると思われるようにしてください。きちんと書いていると「思う」のではなくて、「思われる」というところが大事です。読むのはあなたではないのですから。

3.主語・述語の受けがおかしい。
 「私の夢は~なりたい。」←ひっじょーーーーによく見られます。
 書き言葉に慣れておらず、また自分の文をチェックする癖がついていない人の文は、たいてい主述の受けがおかしくなっています。また不用意に文を続けて一文が長くなりすぎていることも原因です。一文書いたら主述の受けをチェックするくらいの意識を最初は持っていたほうが良いでしょう。

4.指示語が使用されているが、どこを指しているかわからない。
 会話文でしかものごとを考えたことがない人に多い傾向です。会話文では会話している相手との間に共通文化、相互理解があります。またその場で説明を付け加えることもできます。指示語の示す先が不明瞭でも、指示語の指す内容が昨日のことでもなんとか会話は成立します。ですが、作文ではそこに書かれていることだけしか読んでいる人にはわかりません。

5.目的語がない。
 4の進化バージョンで最近増えてきました。会話よりさらに短いチャットやLINE文化の賜物だと思われます。簡単にまちがいをチェックする方法があります。自分の書いた文を1年後に読んで理解できるか試すことです。しかし、これは簡単ですが時間がかかります。普段から他動詞(「~を」が必要な動詞)を書いたら、動詞の前に目的語(~を)を書かなくても本当に意味が通じているか考えるようにしてください。

6.根拠、理由が独断的で論理性・客観性に欠けている。
 小、中学生に多い感情の記述しかない、感情以外の理由がない文のことです。自分はなぜそのように考えるのかについて理由を与えたことがない人に見られる特徴です。なんとなくそう思うことに慣れすぎているのです。「その学校に行きたい」と思っても、その事自体は感情で他人から見て合理性がありません。ですから自己推薦書や志願理由書を書けと言われると書くことが無いのです。
 小学生の低学年でしたら「今日、遊園地に行きました。おもしろかったです。」これでも許されます。しかし、中学生になるとなぜおもしろかったのかを問われます。学年が上がるにつれて、おもしろいと思う根拠をきちんと書く必要がでてきます。

7.論旨が一貫していない。論旨のつながりがおかしい。
 言いたいことがあっちへ飛び、こっちへ飛びしている文のことです。書き慣れていない、推敲しないのが原因です。また、最近ではネット上の文章をコピーしてつなぎあわせたり、自作の文章でもパソコンで書いて文の順序を入れ替えることも多いようです。そういう文章の作り方をしていると、文の流れがおかしくなりがちです。ネット上の文章をコピペしている場合には、自分の頭で考えた文ではないので特にまちがいに気づきにくいですね。

8.同一の単語や内容が3回以上繰り返されている。
 一番多いのは助詞「の」の多用ですね。「貴校の校訓の中の~」のような書き方です。詩ではないのですから、反復法はやめてください。反復法によって生まれるリズムなど作文には不要です。

9.常体(~だ・~である)と敬体(~です・~ます)が混ざっている。
長い文を書いているとつい普段使っている方に戻ってしまいます。気をつけてください。またこれもネット上の文章をコピペしていて混ざっていることに気づかないケースが増えてきています。

10.倒置が多い。
 話し言葉のまま書き言葉にすると倒置だらけになる傾向があります。特に読書好きの女の子に多いです。ただし、決して使ってはいけないということではありません。今年の読書感想文コンクールで最優秀賞をとった作文では非常に効果的に倒置法が使われていました。


ざっとこんなところでしょうか。









Last updated  2014.11.27 23:01:45
コメント(0) | コメントを書く
このブログでよく読まれている記事

全7件 (7件中 1-7件目)

1


Copyright (c) 1997-2020 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.