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テーマ:詩(874)
カテゴリ:石とお話してみよう
僕の友達の木工職人に木と話ができる奴がいる
「元気?」「君はちょっと身体が弱そうだから脚にするのはむりかなぁ」 「君はいい身体してるねぇ」「がんばってみんなをささえてみようか」 なんて話をしながら注文の椅子とかを組み立てていく。 奴の工房へ行くといつもボブマーリーが流れていて 本人もドレッドヘアーだからかなり怪しい なんか変な葉っぱでも栽培していそうな奴だ。 奴は作業中はいつもぶつぶつと木と対話している。 ほんとかどうだか知らないけど、木の精霊を見たことがあるそうだ。 「しかしいつも怪しい奴だなぁ」って話をすると 「ふぅちゃんも怪しいしょ」 「いつもディランとかがBGMで流れてる宿なんてないよ」 って笑われてしまう。 この前偶然に訪ねた「ふふさん」の日記で『石とお話をする』を読んで 木と話をする奴のことを思い出した。 さて今夜は「ふふさん」に影響されて、石と話をしてみようと思う。 石といえば思いだすのが「LIKE A ROLLING STONE」 ディランの名曲を聴きながら 庭から拾ってきた小石に心で話しかけてみよう。。。 僕は君を掌に載せ そっと話しかけてみる 君はどこからやってきたの なぜ今はここにいるの どこからやってきたのかもわからないし どこへ行くのかもわからない ただ 今は旅の途中 長い長い旅の途中 転がることを諦めたんじゃない 今は転がらなくてもいい状況なだけ それは僕も一緒だよ 自分の意思で転がりだすのか それとも 人に蹴られて転がるのか それはわからないけど 今はここにいるだけ そして 転がりだしたらどこへ行くのか 僕にもわからないけど いまはここにいて 泣いたり笑ったりしているけど 明日には 転がりだしてるかもしれないよ 転がって転がってここまできた ここで転がるのをやめたのは 自分の意思なのかどうかわからないけど 水はいいよね 僕たちを暗い底の方に 押し込めようとするけど でも水には行き先があるよ 僕たちの行き先は まったくわからないけど 水は意思に関係なく 命の源へと帰っていく でもね 水を羨ましいなんて思っちゃいないよ 水は自分の意思で留まることを知らないんだ 水はいつか海へ帰っていく 行き先がきまった人生なんて 行き先がきまった時点で 人生は終わりみたいなものだよ いつしか僕たちにも 自分の意思とは無関係に 転がりだす日もくるだろうなぁ 絵 みうらじゅん アイデン&ティティより //////////////////今日の晩ご飯////////////////////////// ・マーボー豆腐 ・大根サラダ ・もやし炒め ・中華スープ /////////////////////////////////////////////////////// Once upon a time you dressed so fine You threw the bums a dime in your prime, didn't you? People'd call say "Beware doll, you're bound to fall" You thought they were all kiddin'n you You used to laugh about Everybody that hangin' out Now you don't talk so loud Now you don't seem so proud About having to be scrouging for your next meal How does it feel How does it feel To be on your own With no direction home Like a complete unknown Just like a rolling stone? You're gone to the finest school all right, Miss lonely But you know you only used to get juiced in it And anybody has ever taught you how to live on the street And now you find out you're gonnna hove to get used to it You said you'd never compromise With the mystery tramp, but now you realize He's not selling any alibis As you stare into the vacum of his eyes And ask him do you want to make a deal? How does it feel How does it feel To be on your own With no direction home Like a complete unknown Just like a rolling stone? How does it feel How does it feel To be on your own With no direction home Like a complete unknown Just like a rolling stone? Princess on the steeple and all the pretty people They're drinkin' thinkin' that they got it made Exchanging all kinds of precious gifts and things But you'd better lift your diamond ring, you'd better pawn it babe You used to be so amused At Napoleon in rags and the language that he used Go to him now, he calls you, you can't refuse When you got nothing, you got nosthing to lose You're invisible now, you got no secerts to conceal How does it feel How does it feel To be on your own With no direction home Like a complete unknown Just like a rolling stone? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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ふぅさん
すごいすごい! ただ文字を並べているだけなんて! 思えないじゃないですか! この詩は この詩は すぐ書けちゃったんですか? *行き先がきまった人生なんて 行き先がきまった時点で 人生は終わりみたいなものだよ ほんとうそうですよね。 行き先は行き先に決めてもらって 生きればいい。 家の母もいつも言います 「流れにそって生きていけばいいのよ」 と。 そしてわたしもひとことつけくわえると 「自分のしたいことをしようよ。 そして自分にとって楽しいと思えることを 義務でやったりしないこと。 無理してやらないこと。 本当に自分がこれだと思うことをやること」 と思っています。 トラックバックありがとう! 素敵な詩をありがとう! どんどん書いてくださいね。 (Aug 11, 2004 10:26:42 AM)
fufu6148さん
----- 照れちゃうって。。。 行き先がきまった人生なんて 行き先がきまった時点で 人生は終わりみたいなものだよ この一節は 我ながらかっこいいなぁって思ってます 今回は言葉がすらすらでてきたよ だって 石が僕に語ってくれたことを 書きとめただけだから。。。 でね なんだかんだ言っても 石は水のことを ちょっぴり羨ましいなと思ってるのよ (Aug 11, 2004 03:33:58 PM)
今日は私もボブマリーを聞きました。(余談ですが・・
人生は何があるかわからないから、おもしろいのかもしれませんね。 私は今、人生の岐路に立ってる気がします。 でも中々踏み切れなくて、迷ってますが。 幸せかどうかなんてそのときがこなきゃ分からないのにネ★ (Aug 11, 2004 07:57:21 PM)
そのお友達、なんだか素敵な人みたいです。
そういう友達、ほしいなぁ。 (Aug 11, 2004 10:03:37 PM)
のりぷーぷーさん
>人生は何があるかわからないから、おもしろいのかもしれませんね。 >私は今、人生の岐路に立ってる気がします。 >でも中々踏み切れなくて、迷ってますが。 >幸せかどうかなんてそのときがこなきゃ分からないのにネ★ ----- 明日は何が起こるかわからないから きっと毎日が楽しく過ごせるんだろな 何が起こるかわかっちゃったら その対策に追われ 貴重な今日を明日のために使っちゃうよね (Aug 12, 2004 01:01:29 AM)
パティPさん
>そのお友達、なんだか素敵な人みたいです。 >そういう友達、ほしいなぁ。 ----- あはは 類は友を呼ぶって言うしなぁ~ おいらの周りの移住者は変わり者が多いんだ (Aug 12, 2004 01:05:20 AM) |