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カテゴリ:ロックンロール
以前「うちのベルボ」でパツパツと書いたBISONのベルボ、
実は太ももまでは何とか入るけど、ファスナーが閉まらなくって… ま、上着着ちゃうから開いてても分かんないや。なんて思っていたのですが、 別件でジーンズの修復やお直しワザを調べているうちに、 「もしかしたらウエスト出し、できるかも!!」 と、やってみちゃいました☆ 今までいろいろなメーカーのジーンズをほどいて加工したことがあり、 脇の縫い代始末は割り縫いが多かったのですが、BISONは折り伏せ縫い。 この始末だと縫い代が若干多いので、出るんじゃないかと。 ちなみにBig Johnも脇が折り伏せでした ウエストから太ももまでパツパツで履くベルボの、 強度とラインの美しさにこだわった始末なんだと思います 理にかなっていますね~ ウエストを一部ほどいて、脇を前ポケットの下までほどきました 太ももまでは入るので、ここから上がゆるくなれば履けるようになります ほどき目からゆるやかにウエストにつながるように縫い代を出し、 生地が厚いのでしつけもして、本縫い。 下になる生地はロックミシンで端始末して、 上になる生地は三つ折りにして、押さえる感じになりました ウエストが2cmあきました 左右あわせて4cm出ました~~!1サイズくらい上がったのかな? あいたウエストに生地を足して完成。 今回はすそ上げもしたので、共布でウエストも足せました うぉぉおおおお~!! ウエストから太ももまでぴったり、すそは美しいフレアの 自分サイズの美しいベルボに修復できちゃいました☆ 数日履いて慣らしましたが、脇は動きの少ない部分なので、 縫い代が少なくなっても、ほつれたりすることはなさそうです ちなみに、うちには家庭用ミシンしかありませんので、 糸調子がいまひとつ合っていません… 直線縫いなのに、チェーンステッチみたいになっちゃった(涙) あとついでに、薄くなったデニムの補修もやってみました 古着のオーバーオールで作ったタイパン、散々履いて生地が相当薄くなっています 裏に接着芯を貼って、縫い目に沿ってたたいてみました 接着芯はシャツの襟に使うような薄手の物しかなかったので2重にしましたが、 たたくと厚くなってごわごわしてきたので、途中から一重にしました 穴が開いている補修じゃないので、薄くても大丈夫なんですね 弱くなってゆるんでいた生地も、たたくことによって元のサイズに戻りました 糸の色も現状のジーンズ色に合わせてチョイス。 生地全体がくったりしているので、縫い目が分かる感じですが、 連れ合いに見せたら「全然わかんないじゃん!!」と言ってもらえました、キャハ ジーンズの修復って、教科書的なやり方がないっぽく、みなさん独学みたいです ジーンズが大好きで少しでも長く履きたい!!という熱意が溢れる世界なんですね 今ジーンズの修復を専門にされているサイトは数件ありますが、 ミシンに触ったこともなかったという男性の方がほとんど。 だからこそこだわって、美しく仕上げたいという気持ちが伝わってきます わたしも今回挑戦してみて、本当に奥の深い、やりがいのあるジャンルだと感じました もっときれいにできるように、腕を磨きたいですね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018年07月02日 18時19分43秒
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