ぱしゃぱしゃ雨がふっている。
こーゆー日はおざぶで丸まって雨の音をききながらウトウトするのが
いちばんだ。

と、いきなし「キャー♪」ってゆー声。

小学校からかえる女の子たちだった。うれしそーに笑ってる。
なんだなんだなにがそんなにおもしろいんだ。

おかーさんによると「はしがころげてもおかしいとしごろ」というらしー。

ぼくは思った。
一体そのはしがころげてもなとしごろはどれくらいつづくんだ。

ねーちゃんたちを見ろ。○十才になってもまだわけわからんことで笑い
ころげているぞ。ちゅーかおかーさんも近所のおばちゃんたちもそーだ。

みんな、おとーさんを見ろ。「フフン」というあのだいたんふてきな笑み、
まさにダンディズムのきょうち。

でもねぇー　明るい笑い声ってまわりまで楽しくさせちゃうんだよねぇ。
そこらへん、レディーとジェントルメンはやくわりがちがうんでしょうか。