ふつうの生活 ふつうのパラダイス

2005/12/15(木)18:39

読み語りに参加してくださいその3

よみがたり(6)

読み語りでわたしが読んだ本です。 「ジュマンジ」 クリス・バン・オールズバーグ 作・絵 わたしが一番最初に読み語りで、読んだ本です。結果。大好評でした。 もうとにかく初めてなので心臓バクバクドキドキでした。 まちがえることなく読めはしましたが、練習の大事さをつくづく実感したひと時でした。 読み語りで読むことになったとき一番最初にわたしの頭の中に浮かんだ本でした。 「そうだ、あれを読もう。あの本すごく面白かったし。でも四年生にむいてるかなあ。」 と戸惑いもありましたが、娘に 「やっぱり読むならこれがいい。これだよ。」 とお墨付きも、もらいました。 読み語りで読む本といえば、やはりカラフルで絵のきれいな絵本。と、まず考えますが、「ジュマンジ」は白黒で字数も結構あり、15分の制限時間内で読むのはハードでした。 でも、内容の面白さはピカイチです。 一緒に聞いていた担任の先生が思わずびっくりしていました。 読み語りでこんな本もありなのかとちょいカルチャーショックという感じでした。 うふふ。自慢です。 ストーリーは設定、外国。 パーティに両親が出かけてしまい留守番をしていた姉と弟。公園でみつけたボードゲームをはじめると…ゲームの中のことが現実になっていくのです。猿が現れてキッチンをめちゃくちゃにし、ライオンが現れて二人を追いかけ扉に爪をかけてバリバリ。大蛇があらわれ、火山が噴火し、もう家の中はぐちゃぐちゃです。「どうしよう、お父さんとお母さんが帰ってきたら、なんていえばいいの」 このお話。一読目はとにかくおもしろい! でも、二回、三回読むうちにさすがのわたしにも作者の意図するところがわかってきました。 ちっちゃな子供のいる家はとにかく散らかって大変です。家の中は子供のおもちゃや絵本やそのほか子供の散らかしたものでいっは゜いです。少しぐらい怒ってもおさまるものではありません。まるで家の中に猿やライオンや水牛やとにかく野生の動物を飼っているようなもの。子供たちは家の中であばれまわるし。ドタバタドタバタうるさいし。近所から苦情はくるし。 それを絵本で表現してみたのでしょう。絵本の中で二人の子供たちはその母の経験をリアルに体験することになるのです。そして自分たちが散らかしたおもちゃを自分たちで片付け始めます。 お家の中を散らかしたり、ドタバタ暴れまわったりしないようにしようねと作者は言いたかったのですね。 でも一回の読み語りではなかなかそこまで子供たちには伝わりません。 しかたないけどね。 わたしですら、何回か読んでやっとですから。 でも普段絵本にしろ、普通の本にしろ、一回だけ読んで面白かったーで終わりだったのでわたしには貴重な体験だったし、すっごくいい勉強になりました。 なんども読むって大事だな。 「読書百篇 意 自ずから通ず」ってほんとなんですね。 いや、もしかして賢い人は一度でわかるんか。 それからこれは「ジュマンジ」の続編です。今度の舞台は宇宙です。 「ザ・スーラ」クリス・バン・オールズバーグ 作・絵 他にもオールズバーグはこんなにいい絵本を作っています。 「ジュマンジ」は映画にもなりました。でも、原作の方が全然いいぜ。 ついこないだ映画になった「ポーラー・エクスプレス」もオールズバーグの作品です。 そして「ザ・スーラ」も今度映画化されるようです。 楽しみです。 続きはこちら↓ 読み語りに参加してくださいその4

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