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ふつうの生活 ふつうのパラダイス

2005.12.31
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カテゴリ:社会系エッセイ
言葉は、生もの。そう生鮮品です。

使っているのは生きている人間だから、
使っている人間の心の変化に合わせてどんどん変化していきます。
英語のようなスピード感のある言葉が
どんどん日常生活の中に入り込んでいる今
日本語自体のスピードも速まっていこうとしているのかもしれません。

いつも思うのが「ありがとう」と「サンキュー」
お礼を言いたい時「サンキュー」というのは使いやすい。
音ののりがよくってスピードがあって、全部言い終わるのもあっというま。
でも、「ありがとう。」は長くてのんびりしてて言いにくい。
少しのどのところでひっかかっていいにくい。
「サンキュー」だったら、いいやすいんだけどなっといつも思う。

とくに「ありがとうございます。」なんて日常生活には使いにくい。
ただ本当に感謝の心いっぱいで、しっかりお礼を言いたい時には
「サンキューベリィマッチ」なんて軽いのりより、ありがたい。

それにしても「サンキュー」のほうが楽だな。

それから今まさに批判のまとなのが
「ら抜き言葉」
でも、社会がどんどんスピードアップしている今、
「ら」なんか入れてしゃべるのはめんどくさくてまどろっこしいと
みんな無意識に考えているのかもしれない。
実際しゃべっているとまどろっこしい。
私たちの世代はまだ、文章的に文法的に違和感を感じるから
見苦しいと思うけれど
いづれなんの違和感もなく普通の言葉として
市民権を得てしまうかもしれない。

そういえば「いっしょうけんめい」という言葉。
正しくは「一所懸命」と書きます。
でもみんなが「一生懸命」と書いていたので
今では「一生懸命」でも正しいということになって
辞書にもこれで載っています。
昔は「生」の字を使ったらテストでは、バツ!だったんだけどね。
「一所懸命」というのは鎌倉時代に武士が幕府から頂いた土地を
命を駆けて守ったことから来ているのですが、
今時そんなことありませんから。
確かにイメージとして「生」の方がピンとくるというもの。
「一生懸命」でもちゃんと○だと思います。
ちなみにパソコンで入力して変換すると、
「いっしょうけんめい」では、「一生懸命」となるし、
「いっしょけんめい」では、「一所懸命」と出てきます。

平安時代はいまよりずっとゆっくりゆっくり話していたそうです。
古文の文章なんか今時の人間にはチンプンカンプンです。
でも、あれも日本語。
時代を追って古文の文章を見ていく、
とだんだん現代文に近づいてきます。

私の文章の中でもよく使う「チョー」なんて表現も
感じにすれば「超」なんだけど、他の言葉に置き換えようとすれば
「とても」とか「すごく」とかいろいろあるんだけれど、
なんで「チョー」を使うかといえば
やっぱり英語のスピード感に似たのりのよさがあるんだと思う。
ブログだから軽いのりの文章を意識して書くわけなので、
「チョー」もすっかり市民権を得て日本語の用法の中で微妙に変化して
普通の言葉になり始めているかもしれない。

それで、オレンジレンジの歌なんか聴いていると、
文章としての切れ目をミゴトに無視した
まるで英語のような早いしゃべりの歌い方。
聞いてて小気味いいしおもしろいし、
まさに日本語の英語化って感じでしょうか。スピード感ばりばりです。

時代とともにあたらしい言葉が生まれてきて
それを生み出すのは若い心。若い感性。
とても面白そうです。

日本語を考える

↑昔読んだ大野晋の本がどれだったのか忘れちゃった。
ので適当に大野晋を選びました。


本年は稚拙な私のブログを読んでいただきありがとうございました。
それでは皆様、良いお年を。

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最終更新日  2006.04.10 07:41:45
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