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ふつうの生活 ふつうのパラダイス

2006.06.25
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カテゴリ:日本映画
北海道のとある町の高校で出会った二人は恋に落ちました。
ごく普通の二人はごく普通の恋をして、ごく普通のお付き合いをしていました。
ただ一つ違っていたのは、彼女は…兵器、だったのです。
注 この漢字は                 変換ミスではありません。

素朴な高校生の男の子とおとなしくてとってもかわいい女の子の物語です。


      最終兵器彼女


高校生のカップルなんてもう私くらいの年になるとひたすらかわいい。
しかも、久しぶりに泣いちゃったのでした。
でも、若い人がみるとそれほどでもないかもね。
若くていいなあ。
交換ノートとか、手をつないで歩いてたりとか。
ちっちゃなかわいいプレゼントあげたり、もらったり。
何で自分なんか好きになったのとか、
か、かわいいよとか、

ああああああもう、もう一度高校生やりたい。

でもね。恋物語であるからにはやっぱりそこにはちょっとした恋の障害なんてのもあるわけで、
このお話の場合は、それが

女の子が最終兵器だった。

ということです。

って…ちょっとなんてもんじゃないじゃん。
むちゃくちゃだよ。むちゃくちゃ。
こんな設定あり?

という訳で自分が兵器であることに傷つき悩む彼女と

彼女が兵器であることをどう受け止めればいいか悩む彼氏。

恋が愛に変わるのは、

やっぱり相手の欠点をうけいれ、認め、欠点まで含めて相手を受け入れてあげるかどうかです。

相手の欠点や悩みを一緒になって悩み、それを全てひっくるめて相手を愛せるかどうかです。

平和だと思っていた日本はいつのまにか戦争を始めていて、そのために彼女は自衛隊によって兵器にされていたのでした。
彼女が人殺しをするという事実を目の当たりにした時彼氏は
そんな彼女に対して、恐怖と嫌悪感を抱く。
当たり前なことです。
それでも、それを乗り越えて彼女を愛せるかどうか、まさに男の度量がとわれるむちゃくちゃ厳しい設定です。
たとえば奥さんがチョー売れっ子アイドルだった、三浦友和とか、神田正輝とか。
結構覚悟がいったと思う。

でも、この話の彼氏シュウジなんてその比じゃないもんねえ。

普通は男が兵士になって女は戦場にいった男を待つ。あるいは、ばけます。助ける。殺人をして帰ってきた男を受け入れる。
けれど、この話の場合その設定は見事に逆であります。
ただ、こういう設定は私が見るのは既に三例目なので、それほど意外でも、目新しくもないのですが。

まず、去年話題となった『ローレライ
ヒロインは潜水艦の中に隠すように積み込まれた兵器でした。
それから、新海誠のアニメ『ほしのこえ
近未来、宇宙からの侵略者を倒すべく戦士となって宇宙のかなたへと旅立っていく恋人とメールでのやり取りだけしか出来ない主人公の少年の思い。二人の心情を切々とつづった物語でした。
そして、この『最終兵器彼女』

多分今の時代だとそれほど意外な設定ではないのでしよう。

それで、自らの体を兵器にされ、十代の女の子のもろく弱い心でいったい戦闘なんて出来るのかどうか。どこまでもちこたえられるのか。彼女の恋の不安と兵器としてのアンバランスな心情が微妙に重なり、絡まりあって、とてもせつない物語でした。

戦争がでてくるけれど、反戦とか、兵器や作戦がどうとか、そんなことじゃない。

ただ、自分の意思とは別のところで兵器にされてしまい、戦いながらも、自分の存在に悩み、恋に悩むちせ
やがて、彼女が兵器であることを受け止め、愛し、戦争の現実にとまどうシュウジ。

これは物語なので、もちろん彼氏は彼女を受け入れて愛し合った後、ちせはしんでしまうのだけれど。

けれど、もし自分の身近で、人殺しをしてきた人間を、許し、受け入れることができるものなのでしょうか。

第二次大戦後、戦場から帰った夫を妻達はみんな待ちこがれ、受け入れ、生活を始めます。
けれど、戦争という過酷な状況の中で、娼婦となったかつての恋人を彼氏は受け入れたでしょうか。

今戦場にかりだされ戻った夫を私は受け入れると思う。
けれど、戦時中にわたしが生活のために身を売ったと知ったら、夫ははたしてどうするでしょう。

イマドキのフリーな倫理観では、そんなことはたいしたことでもないのかな。

男にとって女は、娼婦である場合と兵器である場合とどちらがよりたえられない存在なのだろう。

あれ、おかしい。話がどうしてこっちの方にいっちゃったのでしょうねぇ。

話の設定は彼女が兵器ってとこだったんだけどな。

この話の場合は彼女が殺人をしているというところより、彼女自身が兵器だったところです。

原作はたぶん、もっと深く突っ込んで問いかけていると思うんだけど、原作、読みたいな。

そして、シュウジちせをうけいれて、二人の愛が再確認されたその後でもなお二人を苦しめたのは、国家の都合で、個人の幸せが、権利が、人格が、人生が、なし崩しにされてしまうことなのであるけれど、原作者はあくまで二人の恋とシュウジの男としての度量を描きたかったわけなので、ここまでテーマを重く受け取っていいものかどうか。
とは思うけれど、やっばり話のポイントはそこにいってしまうものなので。

以下、今実際に地球上でおきている個人を無視した戦争という現実を、私も転載させていただこうと思うのです。



ぼくは2人の人間を殺した。
AK47と呼ばれる小型武器で。
小型武器とは、
ぼくたち子どもでも扱える小さくて軽い武器のことだ。
でも、この武器は僕らの国では作っていない。
ぼくが使っていた武器は外国から入ってきたものだった。
ぼくらのことを
チャイルドソルジャー(子ども兵)と人は呼ぶ。
小型武器を持って戦う兵士だからだ。
でも、2年前までぼくはふつうの子どもだった。
家族がいて友達がいて幸せに暮らしていた。
ある日、大人の兵士が村にやってきてぼくを連れ去った。
ぼくはその日から兵士になった。
ぼくは人の殺し方を教え込まれ戦場で戦った。
逃げようとした友達は大人の兵士に耳を切り落とされた。
ぼくの目の前で友達が殺されていった。
女の子は大人の兵士に乱暴された。
怖かった。
家に帰りたかった。
お母さんに会いたかった。
運よく、ぼくは大人の兵士がいないときに
軍隊から逃げ出すことができた。
村に帰ってきたが、友達は誰もいなかった。
ぼくはみんなに「 人殺し 」といわれ
学校ではいじめられた。
家族や親戚からも怖がられ
前みたいな幸せは戻ってこなかった。
悲しかった。
寂しかった。
あるのは絶望だけだった・・・。
ぼくは何度も死のうと思った。
そして、何度も何度も自分自身に問いかけてみた。
ぼくは何のために生まれてきたのか?
ぼくはなぜ生きているのか?
ぼくは生きる価値がはあるのか?
ぼくにできることはあるのか?

「もし、ぼくに何かできることがあるなら、ぼくには生きる
意味がある 」

ぼくはそう思った。
ぼくに何ができるか?
「ぼくとおなじ悲しみを、子どもたちに体験させたくない」
ぼくはそう思った。

ぼくには紛争の「悲しみ」を伝えることができる。
ぼくには平和の「喜び」を伝えることができる。
ぼくには、ぼくにしかできないことがある。

今、ぼくは先生になってそのことを伝えていこうと思っている。
ぼくの夢は学校の先生になること。
むずかしいかもしれないけど
あきらめずに夢を追っていきたい。

『ぼくは13歳 職業、兵士。』の本の
ウガンダの子ども兵からのメッセージより                       

何か感じられた方、何か行動に移す人は100人に1人と
いわれます。

転載でも何でも結構です。その1人になってくれますか?

[転載ここまで]

哲0701のところから、コピーいただいてきました。

これもまた、バトンの一種かもしれない。



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最終更新日  2006.06.25 11:23:55
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