テーマ:映画館で観た映画(8181)
カテゴリ:日本映画
ワーナーマイカルの試写会が当たったので行ってきたんだけど、駄作だった。 あれはないでしょう。あれは。あのラストは女として許せないんですけど。やぱり、シナリオ書いてるのが男だからでしょうかねえ。女だったら、絶対あんなラストは書きません。命は大切にしなきゃいけません。第一、あんなことしたら、母親の方の命だって危ないんですよ。それをいくら未婚でも、大人の女性が知らないはずはないはず。 第一、子供に親の人生の権利を剥奪する権利なんかないはず。もうものすごーく腹立ちました。命は大切にしなきゃいけません。 子供がわからなかった親の本当の姿と心を確認する物語なのに、親の意思無視して、あんなことしていいはずない。 ださくだからね。駄作だからね。ちょー駄作だからね。 大体最近時間飛びネタ多すぎな上に、この作品では、設定があまりにいい加減。宣伝では、地下鉄を降りたら、ソコは過去でしたっていう触れ込みなんだけど、実際には、いつでも、どこでも、タイムジャンプしてるし、ジャンプした時着てなかった服着てるし。いやもうつじつまあわせなんてどうでもいいというのがここまでくると、さすがの私もいいかげんにせーよと思います。地下鉄である必要は皆無です。 ただ単に過去の父親の姿をリアルに見せたかったというそのためだけのタイムジャンプですしね。 だいたい過去のおとーさん。何度も主人公と会ってるのに、時間がたつと主人公のこと忘れているらしい。わかりません。 ところで、ずーっとかかえていたあのでかいスーツケース。何でなんだろうと思ったら、ちゃんとストーリーに関与してました。気になっちゃって。 そして、現代では、三流メーカーの品物でも、あの時代には、すごい貴重品だったんだよね。 それから岡本綾えんずるヒロインですが、あのばりばり気性の激しい両親を持ってどうしてあんなに線の細い、やわで繊細でやさしすぎる娘が生まれたのかも謎。 でも、あなたもう少し母親の気持ちわかって欲しいんですけど。父親の気持ちだけわかればいいんでしょうか。 お父さんの気持ちがわかってうれしいとびゃんびゃん泣いたすぐその後で母親の気持ち無視した行動をとるのはなぜなのか。 矛盾がありすぎる気がします。たとえ、つらくても、悲恋でも、それを乗り越えてつよく生きていって欲しい。 そうじゃないと物語のテーマはずれちゃうよ。 でも、きれいな人だった。 うみゃあ。ほんと見に行って損したよ。夜わざわざ出かけたのにね。 それでも、大戦中にすでに地下鉄は走っていたということにびっくりして、家に帰って息子とだんなに聞いてみたら、 馬鹿にされた。 そんなこといったってねえ。知らないものは知らないよ。 公式ページです。いまさら貼るのもなんだけど。 ![]() ↑これも同じ浅田次郎作品なんだけど、見てません。 名作らしい。これを見てマタ、考えようっと。
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