2009/04/12(日)23:58
『夢一夜』
素肌に片袖通しただけで
色とりどりに脱ぎ散らされた
床に広がる花模様
着てゆくものが決められないと
いらだたしげに戸惑う君の
瞳の中の恋模様
君に会う日のときめきは
あこがれよりも苦しみめいて
ああ 夢一夜
一夜限りに咲く花に酔う
匂い立つ
恋するなんて無駄なことだと
恋する君に言っては見ても
誰かを思う夢模様
最後の仕上げに手鏡を見る
明かりの下でわらった君の
かげを集める泣きぼくろ
君に会う日のときめきは
喜びよりも切なさばかり
ああ 夢一夜
君に知られず見つめていたい
紅が濃い
君を愛した儚さで、僕はひとつ大人になった
ああ 夢一夜
一夜限りでさめてく夢に身を任す
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
この歌好きだったんですが、私ばかでした。
小椋桂の歌だとずーっと思っていたのですね。
検索してみたらなんと、
南こうせつの歌だったんですね。
うわぁああああ。
しかも、聴いてみたら、歌詞が微妙に私の記憶と違う。
せっかくなので、自分の記憶でメモしてみたら、
だんだん話が膨れ上がってきました。
この歌は、もともとは、男に惚れる女が、
逢引または、デートに行くのに着ていく服を選んでいる場面なのですが、
それをさらに、その女性を横でみている男性視点になるように、
歌詞をちょっと変えてみました。
もち、この男性は、他の男にほれてる彼女に片思いしてるのですね。
着替えてる女性と同じ部屋にいるなんて、
年下のイトコかなとか、さらに想像はどんどん広がっていきます。
たのしいです。
いい歌ですね~。つくづく。